シリーズでお送りしている
新人がすぐに辞めてしまう理由３つ目は、
会社への不安
です。
新入社員は、入社後、
「この会社、大丈夫かな？」
と不安になる出来事に、
いくつも出会います。
まず１つ目は、
経営者が経営危機を語ること。
採用のコンサルティングでも、
友人の経営者と話していても、
「うちの幹部は、危機感がない」
とよくおっしゃいます。
「こんなに厳しい話をしても、
ちっとも変わらない」
などともおっしゃいます。
人は危機感を持ったとき、
なんとかしようと燃えて、
知恵をしぼり、仕事量を増やだろと
考えるのは、間違いです。
そういう発想の人だから、
経営者が務まるし、
人事という重要な仕事ができるのです。
一般社員は、
不景気
先細りの業界
業界内の熾烈な競争
ライバルの台頭
シビアになっていくお客様
売上低迷
利益率の低下
を聞いて、
「だから、何とかしよう」
「だから、がんばろう」
「いまこそ、一致団結して」
とは思いません。
「この船に乗っていては危ないぞ」
「ここに未来はないぞ」
「早く脱出しなくては」
と考える人が多いのです。
危機感を持たせようとしないでください。
それが、すぐに新人が辞める原因になっています。
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