面接のアドバイスとして、
「テンションを上げて」と言われることがあるそうです。
わたしは、ちょっぴり違和感を覚えました。
テンションだけが高まると、
空回りしてしまうことがあるからです。
テンションとは、そのときの気分で左右されます。
ちょっとしたことで、あがったりさがったりします。
一方、モチベーションは、
その人の内発的動機からくるため、
そう簡単に上下することはありません。
面接では、
自分の偽りない姿の中で、
仕事をする様子を見せるもの。
ですから、仕事をするテンションを見せる必要があります。
きっと、お風呂あがりや寝起きよりも、ちょっと高めですね。
しかし、仕事へのモチベーションが低い中で、
テンションだけ上げても、うわっすべりになってしまうかも。
突っ込んだ面接だと、ばれてしまいます。
テンションのコントロールも大事なんですが、
それだけでは、十分ではありません。
仕事へのモチベーションが低いな~という方は、
それを高める/つくることにも、
エネルギーと時間を注ぎましょう。
そっちのほうが、きっと早道。
仕事へのモチベーションは、
期待が高まるように、自分を仕向けること。
たとえば、
楽しそうに働いている人、
イキイキ、キラキラしている人、
成功している人、
などに話を聞いたり、
そういう人の本を読んだりするといいですよ。
その仕事を上手にこなしている自分を想像して、
その仕事をして、人に喜ばれている様子を妄想して、
感謝のお金(お給料や売り上げ金)を受け取っているところや、
そのお金でほしいものを買ったり、したいことをしたりする姿を想像します。
これもモチベーションを高めます。
逆に、
仕事へのモチベーションがつくられる前に、
不平不満ばかりの人に会ったり、
仕事の愚痴ばかり聞いていたり、
仕事に疲れた人をたくさん見たりしていると、
期待を高めようがありません。
見ている世界、環境を変えることが必要です。
テンションを高める効果を出すために、
モチベーションにも注目してみましょう~。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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