■不採用でも再面接で熱意をアピール!?【信じちゃいけない就職マニュアル】 | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

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◇★信じちゃいけない就職マニュアル
    第8斬り 「不採用でも再面接で熱意をアピール!?」
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 ★就職マニュアルより★「不採用でも再面接で熱意をアピール!」

 面接で大切なのは、熱意。

 不採用でも、
 「御社が第一志望なので、再度チャンスをください」
 と言ってみよう。

 熱意を買って、チャンスをくれる会社だってある。
 熱意が通じて、内定だって夢じゃない。

  ・・・斬られる面接マニュアルは、ここまで



 いや~、電話とメールあわせて、
 何人、「再面接のお願い」のお申し出をいただいたでしょうか。


 しかも!!!
 こんな方もいらっしゃいましたよ。

 その日は、説明会、座談会、一次選考というメニュー。

 説明会では、ずーっと下を向いていて、反応なし(寝ている?)。
 その後の座談会でも、質問も反応もなし(興味ない?)。
 最後に行なった集団面接では、ほとんど、しゃべらない。

 不採用の通知をしたら、再面接のお願いのメールが
 届いたんです。


 > 不採用の通知をいただきました。
 > しかし、御社が第一志望なので、あきらめきれません。
 > 御社に対する熱意を、お伝えするチャンスをください。
 > もう一度、面接の機会をいただけないでしょうか。


 どう思われますか?


 ●熱意を表現する機会は、充分にあったと思います。
 半日、この応募者と一緒にいましたが、熱意を感じることは
 ありませんでした。

 もう一度お会いしても、がらりと変わるとは思えません。


 というわけで、お申し出は、丁重にお断りしたのですが、
 このような電話やメールの問い合わせは、少なくありません。

 しかも・・・いただくメールや電話は、
 誰かが書いた原稿を、コピーしたようなものばかりなんです。

 それで、相手の心を打つことはできませんよ。



 ●もう1つ、考えていただきたいことがあります。

 仮に、再チャレンジができたとしても、
 そこで、しっかりと自分を表現できるのか、考えてみましょう。

 再チャレンジ依頼をするよりも、必要なことがあるかもしれません。

 次に受ける面接のチャンスを、どう活かす?
 自分自身のこと、ちゃんと伝わっている?
 面接官と、どんな風にコミュニケーションする?
 仕事をしたい!という気持ちは、ある?

 再面接のお願いをする前に、ちょっと、考えてみましょう。



 ●こういった連絡が多い背景として、
 面接官は、たくさんの応募者と会っているので、
 1人ひとりは覚えていないと思われているのかもしれませんね。

 けどね~、結構、覚えているものなんですよ。
 リベンジは、なかなか難しいと思ってください。

 1回、1回の面接を大切にしましょう。



 ●実は、この就職マニュアルには、もう1つ、間違いがあります。

 それは、「熱意が伝われば、合格する」というもの。

 先輩の体験談を読んでも、
 「内定の決め手は、熱意が伝わったことだと思います」と
 コメントが載っていますが、きっと、それは決め手ではありません。

 熱意よりも、「入社して活躍できるか」が大切です。

 全然行く気がないのに応募して、面接の練習をしたら、
 内定が出て、その後、入社するようにくどかれた・・・
 そんな人が、必ず出てきますよね。

 その会社への熱意がなくても、受かるときには、受かるんです。
 (熱意が必要ないということではありませんよ。)

 「入社したい!」「御社大好き!」「第一志望なんです!」という
 熱意よりも、面接で伝えるべき大切なものが、たくさんあります。

 そして、落ちた会社すべてに送っていることが簡単に想像できる
 文言の決まったメールや、
 台詞の決まった電話をするよりも、
 もっと、もっと、必要なことがあると思いますよ。


 余談ですが、
 「熱意」についてわたしの個人的な好みをお話すると、
 「その会社に対する熱意」よりも、
 「仕事をすることに対する熱意」を感じたいですね。


 大切なことなので、もう一度、繰りかえします。

 ■「熱意」は、採用の決め手ではありません。
 ■あなたが活躍できるのか、がポイント。
 
 ■「再面接のお願い」のメールや電話は、あんまり効果がありません。

 ■自分を磨くこと、1回1回の面接を大切にすることに
 ■力を注ぎましょう。


 書類選考や、1次選考で不採用が連発している方。
 きっと、自分を否定された気持ちになったり、やる気がなくなったり
 することが、あると思います。

 まずは、何が原因なのかを、見つけましょう。
 そして、対策をとっていきましょう。
 誰でも、必ず、活躍できる場が見つかります。

 面接官の目で、チェックしてほしいという方は、コンサル
 利用してくださいね。


梅田幸子⇒http://with-c.net/