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■■ 2.急にできなくなった場合 (2)先生が嫌い!?
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こんにちは。梅田幸子です。
お子さまの成長段階によって、子育ての悩みはどんどん変わってきますね。
最近、「漢字を覚えていなかった」「てにをはが使えない」「どんな指導法がいいですか?」といった言葉の指導法に関するご相談が多いです。しかし、問題の原因は「指導法」ではないことが多いんです。
指導法が原因じゃないならどんな可能性があるのかAさんの例 をご紹介しながらお話します。そして、原因ごとの対処法を、話していきたいと思います。他の教科にも応用できることも多いです。あなたのお子さまにも当てはまるかもしれませんね。
原因は、大きく「急にできなくなった場合」と「根本的に苦手な場合」にわかれます。
前回は、「急にできなくなった場合」の1つ「鼻炎が原因かも!?」についてお話しました。今日は「急にできなくなった場合」2つ目の理由です。
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(2)先生が嫌い!?
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学習以前に、先生のことが嫌いだと、習得効果が激減します。
びっくりすることに脳が、活動停止してしまうんです。
「あるある大辞典」でも実験していましたが、好きな先生が前にいると、脳が真っ赤になる(活動する)のに、
きらいな先生を目の前にすると、あっという間に、真っ青になるのです。
Aさんの育児日記から、Aさんのお子さまの学校の先生は「饒舌な方」のようでした。乳幼児・小学低学年に早口でたくさんの言葉を話しても聞き取れません。お子さまにとっては、「よくわからんことをまくしたてている先生」という印象かもしれません。授業中、脳が活動停止しているかもしれませんね・・・。
あなたは、先生が嫌いで、その教科が嫌いになったことがありませんか?
嫌いになって勉強しなくなったら成績が落ちて、あとで挽回しようとしたけど苦しかった・・・・なんて方、多いのではないかと思います。
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☆ 対処法 ☆
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クラス替えなどで先生が変わると、良くなることがあります。
しかし、(1)の鼻炎が理由!?でお話したように、ぽっかり抜けてしまう期間が長くなると後々の勉強が辛いです。先生が嫌いなだけだったのに、その教科事態が苦手になり、学習への意欲がなくなってしまうことも多いのです。
家庭教師や補習塾など、好きな先生と学習できる環境があると伸びていきます。
先生の学歴や指導力も全く関係ないわけではありませんが、何より「先生が好き」「先生とおしゃべりするのが好き」そんな方を選んであげてください。
指導力が高い先生に替えるのは、「漢字の勉強が好き」と言い始めてからで充分ですよ。
次回は、「急にできなくなった場合」の3つ目、「練習量の不足!?」をお送りします。
【ご注意事項】
○同じようなお悩みでも、人それぞれ原因は異なります。原因が異なるので、効果的な対処法も人それぞれ。場合によっては、同じ悩みでも正反対の対処法になることもあるのでご注意くださいね。
○Aさんのケースは、Aさんが書いていた育児日記とメールのやりとりをもとにアドバイスしました。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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