■１年生の漢字が書けない！陰山メソッドはいい？悪い？

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■■　　　５．陰山メソッドはいい？悪い？　（１）陰山メソッドとは

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こんにちは。梅田幸子です。

お子さまの成長段階によって、子育ての悩みはどんどん変わってきますね。

最近、「漢字を覚えていなかった」「てにをはが使えない」「どんな指導法がいいですか？」といった言葉の指導法に関するご相談が多いです。しかし、問題は「指導法」ではないことが多いんです。

どんな可能性があるのか、その原因ごとの対処法を、Ａさんの例をご紹介しながらお話してきました。他の教科にも応用できることも多いです。あなたのお子さまにも当てはまるかもしれませんので、よかったら最初から読んでください。

今日からは、ここ数年、すばらしい実績をもとに一躍ブームになっている「陰山メソッド」についてお話します。

取り組まれているのに、上手く言っていないケースが多いようです。本当にいいメソッドなんでしょうか？上手くいかないということは、効果が薄いのでしょうか？ひもをといていきたいと思います！

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　（１）陰山メソッドとは

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陰山メソッドとは「読み書き計算」の基礎・基本を徹底して反復練習する教育法です。

百マス計算が有名ですね。漢字は「漢字の先取り学習」＝「１年間で習う漢字を学年の最初に先取りして覚えてしまう」というのが特徴なんです。

これは、兵庫県の小学校の教師だった陰山英男先生が「ゆとり教育」による基礎学力低下に危機感を感じてはじめたもの。「読み書き計算」の基礎・基本を徹底した反復練習を、同僚の教師たちと実践されました。

この反復練習を続けた結果、進学塾もない町で、全国の難関大学に卒業生の２割が合格しました。この合格率は脅威のもので、「山口小の奇跡」と呼ばれたほどです。

また、劇的に子どもたちの学力が上がっただけでなく、問題行動などもおさまりました。

☆すばらしい実績をあげた陰山先生は、異例の若さで昨年から尾道市の土堂小学校校長に就任されています。２００２年に出版した『本当の学力をつける本』は５０万部のベストセラーとなりました。この内容は、全国の保護者や教育関係者の間で大きな反響があり、陰山メソッド」と呼ばれるようになりました。陰山メソッドに使用する教材は「百ます計算」「書き順プリント」が有名です。