1.叱る子育ても、褒める子育ても同じ危険を持っている
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□□□ (1) 叱る=褒める ???
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●褒めて育てるがブームです。
褒めることは、決して悪いことではありません。
しかし、実は、少し危険を感じています。
人が何かをするときの動機(モチベーション)は、大きく分けて2つの源泉があります。
(1)自分の内側から生まれてくるモチベーション
(2)他人からの評価から生まれてくるモチベーション
●上手な褒め方をすると、自分の考えや行動に自信が生まれ、新たな興味や関心から、やる気が生まれ、行動を起こす原動力になります。
これは、自分の内側から生まれてくるモチベーション(1)が芽生えてくるということです。
●叱ってばかりの子育てが良くないとされるのは、
「叱られたくないから、する」
「叱られないから、しない」
と親の評価を気にして、行動してしまう子になるからです。
親の評価を気にして、動く子は、自分の考えや行動に自信がありません。
人の顔色を見て、自分の言動を判断することしかできなくなってしまいます。
●そして、褒める子育ても、叱る子育てと本質は変わりないのです。
「褒められたいから、する」「褒められないことはしない」
叱る子育てと同じように、親の評価基準で行動する子どもに育ちます。
自信がなく、
人の顔色や評価を気にする、
萎縮した子どもになってしまいます。
●また、子どもは、親の期待に応えたいと思っています。
いい子だったら、褒められる。
悪い子だったら、叱られる。
親に好かれたくて、親の求めるよい子を演じようとしてしまう子もいます。
褒められていないと、自分の存在意義を感じることができない子は、いつも不安でストレスをためています。
小学生の肩こりが増えているのと、無関係ではなさそうです。
◆褒める子育て注意報◆
褒める子育ての危険と対処法について、連載していきたいと思います。
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(2)あなたの責任ではない
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梅田幸子⇒http://with-c.net/
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