初めまして。
オリーブと申します。

アラフィフ、パート勤めをしています。
家族は成人している長男と長女、高校生の次女。

・・・と、存在を忘れてしまいたい時が多々ある、アスペルガーグレーゾーンの夫。

夫は自分が宇宙人だと自覚がなく、地球人のつもりで暮らしてる宇宙人

そうなんです、我が家の夫はアスペルガーグレーゾーン(未診断、たぶん受動型っぽい)、そして残念ながら私はまんまとカサンドラになってしまいました。ショボーン


そんな私ですので、同じようにパートナーと心が通じ合えずに苦しい思いをしていらっしゃる皆さとん一緒に、辛い気持ちを「わかる~」の共感の嵐で吹き飛ばしてしまいたいです!キラキラ

気持ちがくじけないように、こんな風に工夫して暮らしてるよ、というお話も教えて頂けたら嬉しいです。

一緒にどんどん笑顔を増やしていって、

「私、いつの間にかいつも心から笑っているな」と皆さんと一緒に思えるようになれたらと心から願っています。
 

 

自覚なき宇宙人とひとりぼっちの私

          

夫のことを「宇宙人だと自覚がなく、地球人のつもりで暮らしてる宇宙人」と表現したのは私の高校時代の友達です。

ずーっと昔、結婚する前、友達に夫を紹介した時のことでした。

その友達の目には、夫の様子がとても奇妙に見えたんでしょう。

言われたその時私は「確かに~w」と大笑いして終わっちゃったんですけど。

こんなに良い忠告を受け取っていながら、

きちんと理解しようとしなかった若い時の私を、今の私が3発くらいぶん殴ってやりたい!ムキー

 

宇宙人の自覚なく地球人として暮らしてる宇宙人


これって今となっては、まさに夫の本質を突いた言葉だと痛感します。

言葉が通じない(脳内で勝手に他人の言葉を誤変換してしまう)、人の心を思いやる発想自体がない、そしてそういう自分の特性を自覚していない。

宇宙人を夫だとか人生のパートナーだなんて思って接しても、それは無理ですよね。              

           

思えば結婚前から変だな、ということはあったのに、短い交際期間だったのが仇となり、思いとどまれずに結婚してしまいました。

子供が生まれてから、夫も愛情をもって一緒に過ごしてくれてましたが、いかんせん無責任。

3人の子ども達を抱えて、ずーっと私はひとりぼっちで奮闘してきた気がします。ショボーン

本当に一人だったな・・・
一緒にいてもひとり、これって本当にじわじわと辛さが溜まっていった感じでした。


 

カサンドラ自覚する


4年前のある日、ネット情報からカサンドラという言葉を知って、「これ私だ!!!」と気付き、芋づる式に夫がアスペルガーなんじゃないかな、と疑いを持ち、そこから事態が動き出しました。

ちょいちょい起こる意味不明の夫の言動も、常にある私の孤独感や辛さも理由があったんだとわかって本当に嬉しかったです。

そしてすぐ奈落に落とされたんですけれど、ね。
アスペルガーは病気じゃなくて障害だから治らない、ということも知ったから。

治らない・・・
夫はずっとあのまま・・・滝汗
その時ふと思い出しました、あの言葉を。

           
宇宙人の自覚なく地球人として暮らしてる宇宙人

治る治らないではなく、夫はそういう人

(=宇宙人の自覚なき宇宙人)なんだから、

夫に変化を求めるのは意味がないことなのではないか。

そうしてやっと、だったら私が変わるしかない、と思い至りました。
気付くのに時間がかかり過ぎ・・・笑い泣き 

そこから色々勉強して、自分軸を取り戻すことがとても大事なことだと知りました。

自分軸って何?からのスタートでしたが、もがきながらすこしずつ「他の人ではなく、私がどうしたいのか」を私の心に取り戻していきました。

 

脱カサンドラ!と宇宙人自覚する 


現在の私は、多分カサンドラから抜け出せた状態なのかなって思っています。ニコニコ

自分が以前とは違っていることを実感しています。

以前は日々のことをこなすだけで精一杯でしたが、今は未来のこともワクワクしながら考えられるようになりました。照れ

子供達が大きくなって私に余裕が出来た、

ということも大きいですが、

それだけではなく、夫に向けていた気持ちを自分に向けるようになったからだと思います。

夫に縛られず、私の為にたっぷりと時間を使って、好きなことに囲まれて、ゆったりと、新しいことにも挑戦して暮らしています。

自分の時間を自分の為に使えるって本当に幸せです。
50代って悪くないな、と思えるようになりました。

離婚、卒婚、別居、シェアハウスの同居人。

今後の夫との関係は色々考えられますが、今は離婚せずに共存していく方向で考えています。

縁あって結婚して一緒に生きてきた訳だし。

・・・と言いながら、実は離婚が視野に入っていた時期がありました。

それまで夫は、私が本気で離婚を考えることはないだろう、とタカをくくっていたんです。

ところが私から「私の人生から出て行って欲しいプンプン」と言われて、夫は初めて危機感困り感を持ちました。

アスペルガーは自分に困り感が無い限り、自分を変えることはありませんよね。

離婚したくない夫はここまで来てやっと、私の言葉に聞く耳を持って、真剣に受け止めるようになり、今は自分がアスペルガーグレーゾーンという自覚を持つまでになったのです。

宇宙人が宇宙人であることを自覚しました!びっくり

特性全開の言動はまだまだ見受けられますが、かなり頻度が減りました。
自覚するってすごいことですね。

夫の自覚以上に、私自身が夫婦だからという期待と依存をしないようになったことで、夫の特性全開の言動に遭っても、腹は立てても傷つくことは無くなりました。


それでも今後、やっぱり同じ家に暮らしているのはしんどいとなったら、その時はお互い別の道を行けるように、なんとか今より経済的な余裕を持ってその時に備えたいと思っています。

カサンドラの経済的自立、とても大切なテーマですよね。

これから皆さんと笑顔の日々を一緒に作っていけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願い致します。
必ず幸せになりましょうね!

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。