はいほ~
40代、めっさ昭和、母子家庭歴20年、パート社員から開始…現在はぼっろぼろの家で猫との2人暮らししながら
の社長ってのしてる、BOSSっす
朝夕…
す…涼しいぃぃぃ。
朝なんざ…知らない間に大布団蹴っ飛ばして←夏に大布団ある時点で異様と言われませんか
タオルケット1枚にくるまって寝てるらしくプルっと寒くなって目覚めるー
早速秋を先取り気分の時間過ごしてましたが…
や、やっぱ
夏の終わりはいと寂し
さてさて…「あたしあたし物語」…
1つの形としてはそろそろぼちぼちおさらばじゃのぉぉぉ…
・・・・・
赤井さんの奥さんは気持ちそのままに話をしてくれている様に思えた。
その話の内容はあたしを驚かせ又感心させ、そして呆れさせもした。
前回突然訪ねてこられた時に本のわずか話をした事、そして今この時のみの付き合いではあるが、あたしの直感がこの奥さんをどこか認めていた。
えっつ…
あたし…偉そう…。
あたし、何様…??
自分に無い強さと優しさを同時に感じ、又自分と同じとも思える潔さも感じていた。
何の魅力も感じられないのに、不貞の限りを果たしおよそ常識では考えられない言動を繰り返しながら子供達と密接に過ごすというあたしには怒りの感情しか持てない存在に思える赤井さんという男性を
失礼かしら…。
よそ様の旦那様…。
失礼よね…。
その全てを知りながら面に出さず、冷静にふるまい尻ぬぐい迄担っている奥さんだが、
その彼女は当の赤井さんでは無くその相手なる女性〇△さんへの感情をむき出しにした。
その事実はあたしを驚かせた。
びっくり!
いや、ホンマびっくり!
そして呆れさせもした。
いや、自分の旦那が先じゃね??
あんたの旦那もたいがいやろ??
夫が外の女性と付き合いをするという形で自分や子供達を裏切る。同じ経験をしている自分には彼女を評価する権利がある様な気になる。
いや…おかしい。
夫以前に相手の女性に怒り露わにする奥さんに対し、これまでとは異なる感覚で自分との違いを感じたあたしだったが、
「でも…。でも不二子さんにはホント恥ずかしいと思ってる。
赤井の勘違いなんやろう、ってこの間からわかってたから…。」
そう続ける奥さんの言葉に、又不思議な気持ちを感じる事になる。
つい数時間前には突然巻き込まれたトラブルを中心に自分への加害者として赤井さんという男性に怒りで一杯だったあたしは、
自分でも気がつかない間に、ある種同じ立場だった嫁としての自分や、
元嫁やけど!
それでありながら当然母親でもあった自分の過去の感情と重ね合わせながら奥さんの話を聴く様になっていた。