お盆じゃ~ん
いつもと違うじゃ~ん
シリーズはまだ続いておりましてー←いつできたシリーズですか
少々なんでやねん、気分っすが
連日の京都ー
ひっさびさに戻って来た我がチャラ男君はおばあちゃんとお墓参り行ってたし
ソユトコ エエヨエエヨ←何者ですか
・・・・・
いつもと違うじゃ~ん
シリーズはまだ続いておりましてー←いつできたシリーズですか
少々なんでやねん、気分っすが
ひっさびさに戻って来た我がチャラ男君はおばあちゃんとお墓参り行ってたし
ソユトコ エエヨエエヨ←何者ですか
・・・・・
時間は日をまたごうかという程に迫ってきた。
まだまだ話し足りなさそうなお母さんがいるし、あたし自身も話していたい気分ではあるが、
さすがにこんな時間迄居座っている所をこの家の主である旦那さんに見られたくは無い。これ迄挨拶を交わした事さえ無い身としては尚の事だ。
食器運びの手伝いを申し出たり、息子どんに玩具の片付けをうながしたりしている位ではこの場はかわらないと悟ったあたしは、ゆっくり座っているお母さんの前で半分立ち上がり、
「ありがとっ、さすがに帰るぅ~。」
そう声をかけると目の前にある食器から片付け始めた。
「あ~、いいっていいって、置いといて~。やるやるぅ~。」
そう言ってくれるお母さんなのだが、
もう小一時間その繰り返しで結局帰るタイミングを失い続けていたあたしは、気にせず片付けを続けた。
他人に片付けられたく無い人もいるかと甘えていたが、それでは永遠に片付きそうも無い。
「そんなん言ってたら朝になってまう~」
この数時間ですっかり親しくなったお母さんなので、気持ちをそのまま口にして笑うあたしにお母さんは、
「いいねん、いいねん。
明日の朝にするから。夜は片付けへんねん。」
と言ってのけた。
ええええぇーっ
ええええええぇーっ
マ、マジかよーっっっ
あたしに気にさせまいと気遣って言ってくれてるのかとも思ったが、
足の踏み場も無いと言う表現がぴったりの広い部屋や
お洒落なカウンター向こうに見えている流しが一杯な様子は、お母さんの言葉に真実味を帯びさせる。
さてどうしたものか、と考えているとカーテン向こうが明るく光る。
えっ?!
「父さんやーっっ」
けうが嬉しそうに叫ぶ。
えっっ?!
「ほんまや…。なんやろ、今日はちょっと早いわぁ。」
焦るわけでも無いお母さんが呟く。
えっっっ?!
カーテン向こうの明かりがお父さんの車のバックライトだった事を理解した頃には、パタンパタンと誰かが車を降りている音が聞こえた。
ええええぇーっ
いやぁん、
罰悪過ぎやんかいさーっ!!
焦った様子で
「ぎゃっ、帰ってきはったんやっ。」
そう言うあたしに、
大丈夫大丈夫といった風ににこにこ笑っているお母さんがいる。
カチャッ…
玄関が開く音がする。
あたしは覚悟を決め、こんな時間迄お邪魔している失礼を詫びて挨拶する準備をするのだが、
その慌てているあたしの様子にもくすくすと笑っているお母さんがいる。
いやいや、貴方…
ただでさえ申し訳無いんに
貴方達不仲なんしょーっっ?!
気まずっっ!!