午後6時を過ぎても
まだ明るい。
なんか嬉しい。
仕事を終えて
母の家に寄ったら
お隣さんがまだ庭仕事をしていて
あ、この人は私の
園芸の師匠なんだけど
持っていきなさい、と
ブルースターをひと枝切ってくれた。
「挿し木できるよ、やってごらん。」
へえー、切り花ではよく買うけど
挿し木できるとは知らなかった。
「簡単よ。ほら、あっちの家もそっちの家も。」
指差す方を見ると
確かにあっちの家もそっちの家も
庭先にブルースターの鉢が。
白い液が付かないように気を付けながら
助手席にそっと置く。
うまく根付きますように。