ブックオフコーポレーション(佐藤善信塾-1)
日程:01月15日(日)
時間:09:30~12:00
場所:駅前第二ビル5階メディア研修室
①マーケティングとは?
ケース:ブック・オフ・コーポレーション
⇒マーケティングの企業と社会における役割について考えます。
佐藤善信塾の皆さん!!
是非、今日の感想をトラックバック・コメントをください。
お願い申し上げます。
塾生:優しさに秀でる優秀な加藤さんとは・・
香取さんのかばん持ちの時だ。
香取さんのかばん持ちをしているだけの僕に
加藤さんや金本さんを含めて日総研の方は
すごく優しく接してくださった。
お食事から飲み屋にも
僕みたいな鼻垂れ坊主を招いて頂いた。
すごく嬉しかった。
香取さんを送る時に一緒になった加藤さんは
悩んでいた僕にアドバイスを下さった。
「僕はお金儲けは悪いことなのだろうか??」
「他人からお金を取るのは悪いことなのだろうか?」
僕が悩んでいる時
加藤さんは
小さくつぶやくように伝えてくれた。
「お金儲けは悪いことじゃないよ。」
「お金儲けしてもいい。」
「頂いたお金をどう使うか?使い方が大切なのだ」
僕はその言葉を伺って
すごく励ませられた。
つい僕はお金を悪いものだと考えてしまう。
その時に加藤さんが伝えてくれた言葉が僕に光を与えてくれた。
その優しい言葉があったから
今の僕は起業できたと思う。
加藤さん!!
これからも宜しくお願いします。
次は金本さんを紹介したいと思います。
「できることを考える起業家:金本さん」につづく
第1回ケーススタディー:ブック・オフ・コーポレーション
第1回ケーススタディー:ブック・オフ・コーポレーションの授業の感想をコメント欄に記入し、
ブログ上で復習された人はトラックバックで貼り付け下さい
「課題」
1 坂本氏の性格・信念・行動の特徴
2 事業ドメイン
3 今後のブック・オフ・コーポレーションの戦略
以上の課題を基に
佐藤善信塾塾生と佐藤善信先生が作り出す授業が始まった。
佐藤善信塾の授業内容
~『ブック・オフ・コーポレーション』(山本ブログ掲載 抜粋 )
~マーケティングとは~
『ブック・オフ・コーポレーション』
1、坂本氏の性格・信念・行動の特徴
・努力家
・直感で動く
・経営にシビア
・経営に対する自信がある
・初期の頃は自己中心的で金儲けが目的
・リフレクション(内省)できる
・対人的スキルが高い → 人間に対する信頼
・人間に対する本当の愛情がある
・失敗からの回復が早い(ストレスへの耐久力がある)
・素直な人(オープンマインド)
2、希望理論
・希望を高く持てる人とは
自信のある人
自尊心が強い人
目標設定がうまい人
・目標を達成するには
計画能力
実行力
・目標を見つけるには
リフレクション(自己分析)
モデリング(憧れの人を追いかける)
人に対する助け・愛情 → 宗教心
趣味の延長
3、好奇心
夢・目標の発見 → 自己効力感 → 人間性成長 → ポジティブエモーション
→ マインドフルネス → フロー → 好奇心 → 探索行動 → 不安の克服
→ 人間性成長 → ポジティブエモーション → マインドフルネス → ・・・
・不安を克服するには
自己暗示
行動
動機付け
◎愛情(人間関係)
◎人間性(能力)成長
4、ケース分析
①ドメイン
WHO : 小中学生(コミック)、大人(文庫本)
WHAT : 最新のコミックや小説を楽しみたい
HOW : コミックや小説の新版のリサイクルショップ
②業績悪化の理由
・競合の模倣
・仕入れ(品揃え)の問題
→ 本の値打ちなどの評価で顧客の不満
・急成長により人材の確保や人材確保が困難に
→ サービス品質の低下、ルーティンワ-ク化
・急激な成長のマイナス面
→ 本来の強みが発揮できない、FCのレベル低下
・スケールデメリット(経費拡大)
・マクロ的には業界全体のシュリンク
③対応
・新しいことへのチャレンジ(ゆでガエル化を回避)
真空地帯への出展
不採算店の閉鎖
レイアウト変更
・スケールメリットを活かす
在庫の一元管理(流通センター整備、情報管理)
TVCM
仕入れ力強化 → 出張買取サービス
※リーダー戦略への転換
④人間愛への覚醒
・アルバイトのモチベーション向上
アルバイトがアルバイトを教える
業務のレベルにより格差をつける
→ 人材確保
⑤今後の展開
・海外展開
・事業の仕組みを利用して、他の商品に展開(多角化)
e.x.子供服、家電、貴金属
毎日コムネット
ケース:「毎日コムネット」
(事業ドメインの大切さを学ぼう~スクエア型戦略)
学生支援を行っている会社のケースメソッドを行った。
塾の授業内容は(講義のような受身授業ではなく、
ディスカッション形式:塾生参画型授業)
以下の7つの論点に集約さている。
より深く知りたい場合はクリックして下さい
★伊藤守社長の人間性について
★positive emotionsの効用
★シリアル・アントレプレナー(矢継ぎ早の新事業展開がなぜできるか?)
★既存顧客満足の徹底の失敗
★事業ドメイン
★SWOT分析
★伊藤さんは今後どうするべきか??
授業後、懇親会を行いました(佐藤善信塾は毎回懇親会を行います)
●塾生同士が関係を深める場
●塾生が佐藤先生に質問を投げかける場
●今後の背番号11.human.networkの企画会議の場
~ちなみに「感動」を共有する場という企画が決定しました。
SWOT分析
<強み>
・顧客ニーズの取り込み
・事業のシナジー性がある
・潜在的な顧客~学生とのつながり
<弱み>
・資金力
<機会>
・一人っ子(可愛がる親)が増える
<脅威>
・移動障壁が低いため、大手が参入してくるかの可能性がある
事業ドメイン
●WHO:学生サークル
●WHAT:楽しみたい
●HOW合宿旅行の手配
●WHOのドメイン変化
学生サークル→大学生→卒業生
顧客ターゲットの変化とともに、
WHATとHOW
と変化させている。
スクエア型に広がるサービスの拡充
シリアル・アントレプレナー(矢継ぎ早の新事業展開がなできるか?
●顧客志向の徹底
→トヨタ自動車の「more than better」の発想
●VOC(voice of customer)の仕組み
→「開発」と「営業」が乖離しない仕組みが強み
→キーエンスの営業教育の強み
●危機意識・動機づけ~隙間的な市場を狙う意識
→大手が参入できない理由
~参入障壁:特許(毎日コムネットはないが・・)
~移動障壁:創造的戦略・ノウハウ・信頼