【相模川ふれあい科学館】(神奈川県相模原市)


目次
・興味のあるなし
・川の宝石 タナゴ
・ドジョウ
・紺の一筋のある魚
・カワニナ?
・キンブナギンブナ違いはどこに
・ものすごい臭い
・特設スペース ゾウガメ
・トゲトゲふれあい体験


・興味のあるなし
相模川ふれあい科学館は小さな水族館。子供連れも多い。水槽の魚をちゃんと見ている子供もいれば、奇声をあげたり大声をあげたり走り回っている子供もいる。走り回っている子供は、魚なんかにはあまり興味がないような感じだった。日本では子供は元気なほうが良いというイメージから、大声をあげたり奇声をあげることなども良いことであると誤解をしている人も多い。私も子供の頃は奇声をあげたり走り回っていたのか?と思い母に聞いたら、そんなことはなかったと言う。うちの親は外面は良かったが、これといってルールに厳しい家庭ではなかった。親自身も気分屋で臍を曲げたり怒り出したりと冷静なタイプでもなかったが、子供の頃からボーッとしがちな私だけではなく、アクティブで友達の多い姉も奇声をあげたり走り回ることはなかったというから、彼らと何が違うのだろう?とも思うし、彼らはどんな大人になるのだろう?と気になった。

・川の宝石 タナゴ
タナゴを見ていると、子供の頃は田んぼが干上がるたびに母と田んぼに行って「救出作戦」と称して魚やオタマジャクシを捕った。魚やオタマジャクシを捕るたびに、タナゴがいたらいいなぁ〜と期待したのを思い出す。まだ4〜5cmのキンブナやギンブナはキラキラしてきれいで、タナゴかもしれない!と期待するが、違った。そして、きれいだったキンブナも水槽で飼っていると、だんだん背が黒ずんでくる。結局、一匹もタナゴを捕まえられたことはなかった。実際にそんなことはしないが、小さくて美しい魚は手の平に乗せて指で撫でたくなる。しかし、美しい魚でも、他の魚を蹴散らしているとちょっとそういう気持ちはなくなる。そして、タナゴは美しいオスほど他の魚を蹴散らしている印象を受けた。

・ドジョウ
ホトケドジョウが有名だが、私にとって身近なドジョウは、このドジョウとシマドジョウ。ホトケドジョウは目が離れていてナマズのような顔だが、ドジョウとシマドジョウは目が上の方によっている。このトボけた顔が可愛い。ドジョウはだいたい砂の上にいて、見た目がなんだか淡水魚のミニカピバラという印象を受けた。ウキゴリという魚がいる。ウキゴリという名前は、浮いているかのように泳ぐことから来たという。常に砂の上にいるドジョウとは対照的に水に浮いている。ウキゴリの浮き方はドローンやUFOのように浮遊と呼ぶのに相応しい浮き方だ。ドローンやハチドリやオオスカシバなんかは人が目視できないくらいの速さで羽を動かしホバリングしているが、このウキゴリは本当に適当にゆっくりヒレを動かしているだけで、どういう原理で浮いているのか気になる。

・紺の一筋がある魚
タモロコが美しい魚と言われているのは初耳。
私が子供の頃、近くの工場の排水の水質検査用池に飼われていたグッピーが逃げ出して野生のメダカと交わったメダピーが川にいるという噂があり、母とよく川や池に魚を捕りに行った。小さな魚がスイスイ泳いでいるので捕ると、横から見ると紺色の線が水平に走っているタモロコの稚魚だったので、タモロコはハズレ枠というイメージになっていた。タモロコに似た魚は何種類もいるらしく、自分が子供の頃に飼っていたのが本当にタモロコなのか?モツゴなのか?はたまた、他の種類なのか?全くわからない。ネットでタモロコに似た魚を探してみたら、こんな記事が発見された(「talk to myself」https://ttms.exblog.jp/15413365/)
タモロコに似た魚は12種類もいるらしい!これが一匹ずつ入った水槽を見てみたいが、近縁種とかで交雑してしまったりするのだろうか?

・カワニナ?
どの水槽にも巻き貝が山ほどいる。
タナゴの水槽も、二枚貝はいないが巻き貝は山ほどいる。私の家の水槽にいるのは、川から捕ってきた単体生殖で爆発的に殖えるカワニナに似た外来種のコモチカワツボだが、うちのコモチカワツボはムチムチしたフォルムだが、ここのはスッキリしたフォルムをしている。これが本当のカワニナなのだろうか?ウナギがいないのが意外だ。相模川にはウナギは生息していないのだろうか。近隣の水族館だと、江の島水族館と伊豆・三津シーパラダイスにウナギがいる。

・キンブナギンブナ違いはどこに
大きな水槽にキンブナ・ギンブナ・コイがいたが、キンブナとギンブナは結局見分けられなかった。説明板ではキンブナはなかなか15cm以上にはならないというから、そこにいた魚は全部25cmはあったのでギンブナとコイなのかもしれない。
サケ・マス類は大きい。タナゴでもそうだが、水槽の魚というのは鼻面を負傷しがちだ。とくにサケ・マスはその傾向が強い気がする。ヤマメは、村上康成のイラストそのままだった。

・ものすごい臭い
外にふれあい用のスペースがある。外に出た途端、ものすごい生臭さが臭ってくる。水槽の中には黒とオレンジ色のウグイがこれでもか!と言うほどいて、ガチャガチャ機で変える餌を欲しがっている。カップルがウグイに餌をやっていた。彼女のほうが餌を持った手をウグイの水槽の上に翳すと、ウグイの大群がその手の影を追いかける。私は自分は餌を買わなかったくせに、その様子をついつい眺めてしまった。

・特設スペース ゾウガメ
特設スペースに魚以外の生き物も展示されている
ゾウガメは1m以上あるかなり大きな個体だったので、けっこうな年齢なのではないだろうか。ストレスがちょっと心配。どこから借りて来ているのか気になった。他に、モルモットやヘビやキンカチョウなどが展示されていた。

・トゲトゲふれあい体験
カイロトゲマウスを触らせてもらう。飼育員が触り方の説明をし、飼育員が手のひらの中に持っているカイロトゲマウスを触らせてもらう。幼児の場合、親や祖父母が孫や子供の小さな手を持ち、指で触らせていた。私も触らせてもらうと、おでこはすべすべなのに、背中の毛は少し固くてトゲトゲしている。カイロといえば、エジプトだ。今まで知りもしなかった動物を間近に見て触れるのは、大人であっても嬉しいものだ。

お土産屋にはここのスタッフのイラストを元にしたグッズがある。このイラストが、プロのイラストレーターかと思うレベルで上手い。タナゴの婚姻色のイラストも、同じスタッフが描いたのだろう。リフレクターは可愛いがデカい気がしたのでアクリルキーホルダーのガチャを回した。