太陽光のエネルギーに含まれる色彩
すべての色はそれぞれエネルギーの形が異なり、
生物や植物に影響を与えている。
色彩検定1級資格を取るために勉強したことで、
色の世界に魅せられるようになった。
色のエネルギーから色彩心理へと
興味の対象は広がっていった。
私が通っていた『色彩学校』では、
末永先生が『子どものアトリエ』を開いていた。
「阪神・淡路大震災」が起きた時、
子どもたちの恐ろしい体験をトラウマとして残さないために
避難所に『子どものアトリエ』を作りボランティアに入ったという。
子どもたちに制限なしに好きなように絵を描かせた。
最初は、恐ろしい体験を生々しく描いていた子どもたち。
大人たちは心配した。
しかし、色を使って心の恐怖を外に出させることが必要な時期だった。
3~4ヶ月たった頃、
あちこちの避難所で、同時に虹の絵を描く子が出始めた。
虹の絵を境に子どもたちの絵には
たくさんの明るい色が使われるようになった。
子どもたちが遭遇した未曾有の恐怖体験を
トラウマとして残さないために
色を使って何度も何度も吐き出させ、吐ききった時、
子どもたちは教わることもなく、
自然と明るい色を使いだし、
自らを癒やし始めた。
このことを通して
色のエネルギーによってストレスを和らげ
心を癒やすことができることを学んだ。
もっともっと多くの人に色のエネルギーを
知ってもらいたいという思いから
『色彩セラピー』のワークショップを開催することにした。
「その日のストレスはその日のうちに解消!」
心のもやもや!
いつまでも残っている嫌な思い出!
怒り!
人間関係の嫌なこと!
◆第1ステップ
色の力を借りてなんでも好きなように吐き出す!
1枚で足りなかったらスッキリするまで吐き出す!
心のデトックスだ。
◆第2ステップ
気持ちが落ち着いたところで、
今度は、自分が気持ちいい色だけ使って
気持ちいいように色を塗る。
心を癒やしてあげる。
仕事帰りの男性は、
「絵を書くのは苦手だが、なんでも良いと言われてやってみたら、
なんだか気持ちがスッキリした」
「家でもやってみます!」と感想をくれた。
寝る前にその日にあった嫌なことを吐き出す。
そして気持ちの良い色を取り入れて
眠りにつくという習慣をつけると
目覚めの良い朝を迎えられるようになる。
画家は長生きの人が多いと言われる。
それぞれの苦悩を絵を描くことで
癒やしていたのかもしれない。
ここに自閉症の3歳の少女(アリス・グレース)が書いた絵がある。
アリスはしゃべることもできず、
両親と滅多に目を合わせることもなかった。
専門セラピストの力を借りて
絵を描くことを始めた。
その絵をお母さんがフェイスブックに投稿したところ
たくさんの賞賛を得て話題になった。
この時点では、まだしゃべるとはできないが、
社会的意識が強くなってきて、
目を合わせられるようになった。
欧米では随分前から
小児がんの治療に医師と連携をとって
セラピストが絵を描かせることで
心の治癒をしている。
色を纏うことで人の心も癒やされていることを
もっと知ってほしい。






