パリからトルコツアーに参加することにしたのは良いが、

現地(イスタンブール)集合だという。

 

どんな人が何人参加するかもわからず、

ツアーの人達と合流できるかも心配だった。

 

 

 

イスタンブールに降り立った時、

どこに集合しているのかわからずウロウロしているうちに、

なんとなく同じ様に探している人を見つけて聞いてみた。

 

 

やっと同じツアーに参加している人を見つけ、

胸をなでおろした。

 

 

ツアーの参加者は、仕事を退いた年齢のご夫婦が多く、

日本人はジュンヌ一人だった。

通訳はトルコ人で、フランス語で案内してくれる。

 

 

皆が集まったところでバスに乗り、

「エーゲ海の真珠」と言われる港町イズミール

プライベートビーチのあるホテルに着いた。

 

 

これから一週間のバスツアーの説明を受け

最後にまたこのホテルに戻ってくるという。

 

 

ホテルの朝食は、庭でバイキング形式のため、

見知らぬ人たちと一緒に食べることに。

 

意外と美味しく、

日本人の口にも合う料理が多かった。

 

 

言葉も通じないこともあり、

不安はあったが、来た以上楽しもうと決めた。

 

 

 

翌日はバスに乗り込み、一週間の旅に出発。

 

 

最初は「カッパドキア」

 

エンジェルス山の火山活動の際、

積もった灰や溶岩が長い年月かけて風雨にさらされながら

侵食してきた奇岩郡がある。

 

きのこやラクダの形をしたもの、

ナポレオンのシャポーと呼ばれるものなど

いろんな形の岩がたくさんあり、

なんか不思議な感覚だ。

 

 

 

少しずつツアーの人達とも親しくなってきた。

 

時々日本人のツアー客が通ったりすると

「ママのおっぱいが恋しいって付いて行っちゃだめだよ!」と、

すっかり子供扱いされ、冷やかされた。

 

 

 

 

次に行ったのが、

巨大地下都市「カイマルク」

1964年に発見されたこの都市は、

地下8階まで確認されており、

深さ65メートル、都市の広がりは4km2と言われている。

 

 

しかし、何のために造られ、いつ造られたなど解明されていない。

 

中を歩いていると

猫が出迎えてくれ、

なんかホッとするものがあった。

 

 

 

そして、

「綿の城」と言われている石灰棚へ、

石灰棚は、遠くから見ると雪が積もっているようにも見え、

幻想的な景色である。

 

 

 

最後の夜は、

ベリーダンスを見ながら食事会が開かれた。

 

 

 

オスマントルコ帝国時代に世界中から集められた女性たちが、

ハレムでの教育の一環としてベリーダンスを踊るようになったと言われている。

 

 

 

ツアーも最後の方になってくると

他の人達とも冗談を言い合える仲になり、

トルコの気候や空気も日本とよく似ていて

懐かしささえ感じるようになっていた。

 

 

 

富士山に似た山があり、

バスの窓から見えるのどかな田園風景に

トルコに来て本当によかったと

恋心に似たような感覚になっていた。

 

 

このツアーを通して一人のフランス女性と友だちになり、

パリに戻ってからも、

食事に招待されたり、

美術館へ一緒行ったりと

事あるごとに誘って頂き、

パリ生活がより豊かになったように感じた。

 

 

最初は不安だったけど、

フランス人もトルコ人もとても親日的で、

素晴らしい体験をさせていただけ

自分もいつかはお返ししたいなという思いでいっぱいになった。