子供の頃、体育の時間が嫌いだった。

運動用のパンツをはくのが嫌だったから・・・

 

他の友達にとっては程よいゆとりのパンツが

やせ細っていたジュンヌがはくと

風になびき、なんともみすぼらしく感じられた。

 

 

人一倍ファッションを気にしていたジュンヌにとっては

屈辱的に感じられ、

もっと太りたいと切に願った。

 

 

そんなジュンヌも、

高校生の頃には身長の伸びが止まり、

徐々に横へと成長し始めていた。

 

 

程よい肉付きの状態で止まってくれたら良かったのだが、

専門学校に通うために上京したジュンヌにとって

東京での一人暮らしの生活状態は、

横への成長に拍車をかけていった。

 

 

気ままな一人暮らしで、

食生活も乳製品や、甘いも、ジャンクフードと好きなものばかりと偏り、

気づいたときにはぽっちゃり型のジュンヌに変身していた。

 

 

着る洋服もかっこよく着られなくなり

ダイエットを繰り返す度に体重が増えていく。

 

 

そんな体型を気にしているジュンヌに人は

「ジュンちゃんは太っているくらいがかわいいよ!」と

慰めにもならない言葉をかけてくれるが、

 

天の邪鬼なジュンヌは

「本当はそう思っていなくせに!」と

自虐的になりながら

ダイエットに励むのだが、

間違ったダイエットは、体重増加に拍車をかけるだけだった。

 

 

 

ご飯は太るから

ご飯抜きのおかずのみ。

 

それではお腹が空いてくるので

間食には甘いものやジャンクフードを食べる。

 

 

運動の嫌いなジュンヌは、

外出せず家の中でゴロゴロ過ごすも、

誰も注意してくれない一人暮らし。

 

 

極度のダイエットは、

食べたい欲求が異常に膨らみ、

過食へと走らせた。

 

 

食べた後は自己嫌悪に陥り

何度も吐いて食べたものを出すことで

自分に制裁を加え、

帳尻を合わせようとしていた。

 

 

いろんなダイエットを試みたが

一時的には痩せても

リバウンドを繰り返すばかりだった。

 

 

なんとも情けない習慣は

ついに体重60kgを超えるという

人生初のデブ街道を突っ走っていた。

 

 

かっこいい服も着られなくなり、

勝手気ままに生きていたジュンヌも

さすがに落ち込んだ。

 

 

小学生の頃、

あれほど太りたいと思っていたのに

現実は、丁度良いところで止まってくれない。

 

 

ある意味、願望はかなったが、

ダイエットで苦しむことになるとは・・・

 

 

その後、体重は60kg未満に抑えることはできたが、

相変わらず、太めのジュンヌは顕在していた。