パリには、パリ市内を挟んで東と西に大きな森がある。
まさに都会のオアシスですね。
パリ市自体はそれほど大きくなく、
東京の山手線の内側くらいの大きさと聞いたことがあります。
そのパリ市の外側に両耳のようにくっついているのが、この2つの森なんです。
皆さんがよく名前を聞くのは、「ブーローニュの森」ではないでしょうか。
ブーローニュの森(Bois de Boulogne)は、
パリ中心部から西に5kmほどの地点に位置し、
パリ16区の管轄の森林公園です。
森の中で、特に有名なのは、バガテル・バラ園で、
約1万本のバラが植えられていると言われています。
静岡県の河津バガテル公園とは姉妹園です。
ロンシャン競馬場があり、昼間は場所柄セレブの憩う森のようなイメージがあるけど、
夜になると、男娼や娼婦のたまり場になっていたので、ちょっと危険な地帯でもある。
今は、取締がきびしくなったようだけど、
完全にはなくなっていないでしょね。
ヴァンセーヌの森(Bois de Vincennes)は、
パリ中心部から東に4kmほどのところに広がる森林公園です。
パリ12区に属します。
ロンドンのハイドパークの4倍、
ニューヨークのセントラルパークの3倍の大きさになります。
かなり大きいですね。
森の北方には、サド侯爵が幽閉されていたヴァンセーヌ城が有り、
中に入ることができます。
有名なヴァンセーヌの森植物園があり、
沢山の花や薬草が植えられています。
日本庭園もあり、盆栽も見ることができます。
市民の憩いの場としてたくさんの人達に利用されています。
『虎と小鳥』のカミーユは、そんなヴァンセーヌの森植物園に来ています。
ヴァンセーヌ城のある通りから入っていきます。
パリの夏は遅く、やっと夏らしい季節になった休日には、
多くの人たちが、こういった森や公園にやってきて、
家族や友達と憩いのひとときを過ごすし、
のんびりとした時間と太陽を楽しんでいます。
彼女は、この中で行われる野外コンサートを見に行こうとしています。
カミーユは、ミュージシャンなので、
自然の中で聴くコンサートは大好きのようです。
さー、音楽を満喫したカミーユは、どこへ向かうのでしょうか?
Donc là on va faire un p’tit tour.
(さて、今からちょっと散歩をしましょう)
Pour euh......profiter un petit peu la nature
(せっかくなので、自然を少し満喫しましょう)
Parce que on a bien bien bien besoin,nous Parisiens.
(私たちパリジャンには、それがとっても(とっても、とっても)必要なの)
Donc・・・ところで・さて
Un p’tit・・・un petitの短縮話し言葉。
Faire un p’tit tour・・・ちょっと出かける・ちょっと散歩する
どこの国でも、都会で生活する人々にとっては、
こういった自然に触れる時間って大切なのよね!
カミーユは、香りの庭にやってきました。
J’crois que c’est des pivoines.
(これは牡丹の花だと思うわ)
Et vraiment le parfume est génial.
(そして、香りが本当に素晴らしいわ)
J’crois1・・・Je croisの短縮話し言葉。
croireには信じるという意味があるが、はっきりとした根拠がないときに使われる。
des pivoines.・・・牡丹の花(複数形)
génial・・・天才的な・素晴らしい・見事な
次にカミーユが訪ねたのはどこでしょうか?
そう、薬用植物の庭です。
J’savais pas ...y’a plein de types de menthe.
(知らなかったわ・・・ミントにはたくさんの種類があるのね)
J’savais pas・・・Je ne savais pasの短縮話し言葉。
Savais・・・savoir(知っている)の半過去形
y’a・・・il y a(~がある)の短縮話し言葉。
現代人は、PCやTV、携帯電話、電化製品などから
大量の陽の電磁波を受けています。
人間は、陰陽のバランスが崩れると体調を崩し、
病気になりやすいと言われています。
木のたくさんある森や公園には、たくさんの陰の気があります。
時には、仕事や雑事を離れて、こうした自然の中で過ごすことが、
体の気のバランスを整えて健康に過ごすことなのかもしれませんね。
カミーユと、週末パリ探索をしたいと思った方、







