Juju: 自分が見た世界、聞こえたものが、みんなも同じように見えたり、
聞こえたりしていると思っているわよね。
だって、それ以外の世界は経験がないから。
でも、世の中には「共感覚」「色聴」という感覚を持っている人たちがいるの。
人には、感覚カテゴリーとしての五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)があるが、一つの感覚の刺激により、別の感覚が無意識に引き起こされる知覚現象を持っている人がいる。それを「共感覚(シナスタジア)」という。
その「共感覚」の中でも「色聴」は、代表的なものと言える。
「共感覚」を持つ人は、文字や音に色を感じたり、形に味を感じたりする。
「色聴」は、音を聞いて色を感じる人で、絶対音感を持つ人の中には、「色聴」の人がいる割合が高いと言われている。
Juju: 作曲家のリストは、オーケストラに「もう少し青っぽく」と言う支持を出したのですって。
また、ロシアの画家ワシリー・カンデンスキーは、「トランペットのように響く黄色と、たえまなく大きな音を立てる赤やオレンジが戦いの激しい音を暗示し、孤立した緑や青はハーモニーの崩れを表している」と、なんだか難しい表現をしているけど、音のイメージから絵を描いたということなのでしょうね。
ワシリー・カンデンスキー(1866~1944年)は、色彩には音楽的な響きがあるとさえ主張し、
青をフルートに、濃紺をチェロに、黒をコントラバスの響きにたとえた。
若い森・・・パウル・クレー(1925年)
この作品では、小さな矢印や鳥の足を連想させるような形が、
五線紙の上に記された無数の音符のように並んでいる。
ぼやけた色面はオーケストラを構成するそれぞれの楽器のように音調を奏でて、
画面全体に広がる豊かな響きを生み出している。
また、バラ色、黄色、緑、青などの色彩は、成長と若返りをも暗示している。
母音の歌・・・ジョアン・ミロ(1966年)
ミロは、音楽の観念に対応する抽象的な要素として色のついた楕円を用いた。
「母音の歌」という題名は、フランスの詩人ランボーの詩『母音』と関連付けられ、
母音と色が「A=黒、E=白、I=赤、O=青、U=緑」という具合に対応されている。
楕円の形や大きさ、色の強さには変化がつけられ、
鳴り響く音から小さなリズムのアクセントまでさまざまな音楽的要素を暗示している。
Juju: 私たちが常識と思っていることも、ある意味で全く違った感覚を
持って感じている人たちがいるということも知らないといけないわね。
つまり、“色を聴き、単語を味わう”人がいるってこともね。
共感覚者の有名人としては、レオナルド・ダ・ヴィンチ(美術家)、
エドヴァルド・ムンク(画家)、スティーヴィー・ワンダー(音楽家)などがそうなのですって。
また、お笑いタレントの田中裕二も、「数字が立体的なイメージになって現れる」と明かしている。
Juju: なんだか不思議な世界を探検した気分だね。
Jujuは猫だから、ねこ仲間を研究してみよーかな。
いつも読んでくれてありがとう
juju
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