パリ5区にある「Le Grande Mosquée de Paris」は、植物園のすぐ近くにあり、パリにおいて最も有名なモスクであるといえます。

今回の『虎と小鳥のフランス日記』は、このモスクが舞台です。



  
 

日本人にとってイスラム教は、あまり縁のない宗教であるが、私にとっては、トルコ旅行でモスクに触れ、

家の近くにも「東京ジャーミイ」の大きなモスクがあるため、なんだか縁を感じずにはいられないものの一つです。

今回は、このビデオに出てくる話の中で、モスク以外に目を向けてみました。


  
  
 

 
 

特に「水タバコ」は、一般の人には馴染のみがないものなので、これについて調べてみました。



 

「水タバコ」は、専用の香り(フレ-バー)付けされたタバコの葉に炭を載せて熱し、出た煙をガラス瓶の中の水を通し吸うというものです。


小さい物で高さ30cmからあり、一般的な物は6080cmほど、大きい物では1mを超すものも多い。


また、フレーバーには果物からスパイス、花、コーヒー、ガムなど多くの種類があります。


1回の燃焼時間が1時間程度と長く、重さもあり気軽に持ち運びはできないため、カフェなどでおしゃべりをしながら吸うことが多いようです。


「水タバコ」は、近年の欧米諸国でのブームを受けて日本でも新たに注目を集めつつありますし、


また、最近ではネット通販で水タバコ関連の商品を個人輸入販売している業者も多く、日本で容易に入手できるようになった事も愛好者増加の一助であるといえます。


吸う時の感じはどんなものかというと、小さい頃にやったストローでジュースに息を吹き込むイタズラを思い出すような、ボコボコと水の音がするようです。



 


ただ、「水タバコ」の人体への影響も知っておく必要があると思います。


ある研究発表によると紙巻タバコが1本を吸い終わるのに平均57分間のうちに812回煙を吸入することに対し、


水タバコは前述の通り長時間をかけて煙を吸引することで嗜好を味わう物であり、2080分の内に50200回もの煙を吸入するため、


吸い込む煙の量だけを比較する場合は紙巻タバコ100本分にもなるといいます。


また、複数人数で一つの「水タバコ」を共用する際にマウスピースなどを交換せずに回し吸いを行った場合、


肺結核、ヘルペス、インフルエンザなど経口感染による様々な病気の伝染も懸念されます。




私の家の近くの下北沢にも、「シーシャカンプ」という店があり、そこで「水タバコ」を吸うこともでき、購入することもできるようです。


 


もう一つ、ビデオに出てくる「ハンマーム」(アラビア語hammàm)といわれるスチーム風呂の公衆浴場は、語源は「温める」「熱する」を意味するアラビア語の動詞「ハンマ」に由来するといわれています。



 


日によって男性の入る日と女性の入る日が決まっています。

蒸し風呂から上がった後に、あかすりやマッサージを受けることができます。




私もパリにいたころ、語学学校のクラスメートから誘われたことがありますが、なんとなく気後れがしていきませんでした。


今思うと、行っておけばもっと詳しく語ることができたのにとちょっぴり残念です。




そのほかに、「ミントティーとアラブ菓子」、「クスクス料理」は懐かしいものがあります。


 

私も「クスクス料理」をよく食べに行きました。


 

「クスクス」に関しては、お店を選ばないと、おいしいところとそうでないところがあるので、評判の良いお店を聞いて行ったほうがおいしい「クスクス」にありつけます。




「モスク」と「料理」に関しては、下記のバックナンバーをご覧ください。


 






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