そしてついに迎えた2022年2月3日
都立中高一貫校適性検査の本番当日です。
その日は寒いながらも爽やかに晴れ渡った日でした。
「すべてはこの日のために流れてきたのだ…!」
と思うと感慨深いものがあります。
内申点も最後まで「できる」で真ん中の成績がデフォルトだった息子にとっては、
これが唯一の一発逆転チャンスです。
前日までにそろえた筆記用具一式、
ハンカチ、ティッシュ、予備のマスク、水筒、万が一のための下痢止め(子供用ストッパ)、電池を入れ替えた腕時計、防寒用ひざ掛け、カイロ、上履き、チョコ(休み時間の糖分補給用)休み時間に見るノート、
そして受験票を再チェックです。
検査会場である校舎は目の前、通り慣れた道沿い。
おかげで普段学校に行くときと同じ時間に家を出れば間に合います。
息子は一人で行けるよーと言っていますが、
万が一にも受付で何かトラブルがあってはいけない、
ということで
保護者が入れるところまでは一緒について行きます。
またパニクって問題用紙にろくに書けなかったらどうしよう!?
という気持ちが頭の中でとぐろを巻きますが、
あまり言い過ぎても逆にプレッシャーかと思ってガマン。
息子には「普段どおりでね。たくさんやったから大丈夫だよ。
問題文にマークしたり線引いたりするのを忘れずに。落ち着いてね」
とヒトコトで済ませようと思ったところでしたが、
結構ずらずらと言ってしまいました。
息子は「大丈夫、全然緊張してないから。
テストでも全然緊張しないんだよねー」
と言いながら校門に向かいます。
早めに着くように家を出たので、
校門前はまだ行列ができることもなく、
すんなり中に入れます。
入り口で上履きに履き替えたら
保護者はそこまで。
息子は「じゃあね」と言って振り返りもせずに教室へ向かっていきます。
その後ろ姿を見ながら、
私ができるのはここまで…!と晴々とした気持ちです。
家路を辿りながら
「あーもう今日はこれで帰ってきても勉強しろって言わなくてもいいんだ!
勉強のスケジュール組んだり解説の読み込みしなくていいんだ!
明日からは息子は学校行くから昼間ゆっくりできるんだ~アハハー」
と脳内はお花畑。
もうナチュラルハイ!?
途方もない開放感に浸っていました。
本来なら息子の成功を一心不乱に祈るところかもしれませんが
自分のミッション終了にばかりアタマがいくあたり
アタシってヒドイ奴!?
家に帰ると何年ぶりかで真っ昼間にリビングの真ん中に大の字で横になり、
とにかく平常心で頑張れ~!と祈るだけでした。
適正検査の時間はそれぞれ45分ずつと短いのですが、
間の休み時間が30分近くあるため、
検査が終了して順次校舎を出てくるのは午後一時近くになります。
そこでさらに私が迎えに行って大人数のなかで待ち合わせをするとなると
余計に時間がかかるでしょうし、
帰りはひとりで帰ってくることになっていました。