幼児の頃から児童館で一緒に遊んでいたリュウ君

すでに幼稚園の頃から
しょっちゅうお友達と喧嘩したり
お友達のおもちゃを持って行っちゃったりと

ちょっと問題児だったようです


小学校低学年の頃は
ちゃんと教室に座ってはいましたが

授業公開の折に見ていると
「こんな授業かったりーなー」
という雰囲気を全身で醸し出していて

1年生にしてその貫禄はすごい…
と思って見ていたものです


その後も終業式の日に

担任の先生から通知表を受け取る時に
「この次は頑張りましょうね」と言われたら

通知表の中も見ないで破り捨て
教室内が騒然となった…

なんて武勇伝も聞いていました


そんなリュウ君は
5年生頃から保健室に入り浸るようになり

ほとんど授業には出ていなかったようです

廊下をウロウロしているところを副校長先生が見つけて

「教室に戻りなさーい!」と追いかける日々だったとか


ママ友たちの間では
「あーゆー子は中学生になったら
もう学校に来なくなっちゃうわよ」
なんて話をしていたものです

決めつけるのもちょっとかわいそうだなー
とは思ったのですが

その場はそれで終わりました


そして息子たちも中学生になり
リュウ君は息子たちと同じクラスになりました

息子の友達は始業式の日に
クラス分け表を見て
「えーっリュウと一緒だよ」
とボソッとつぶやき

ママから「そんなこと言わないのっ」
とたしなめられていました

そんなリュウ君でしたが

中学から一転
毎日学校に来ていて
部活もバレーボール部に入ったとのこと

そして5月の体育祭では
人一倍声を張り上げてクラスの応援しとる!

さらにはリレーの選手として
走っとる!

これには保護者たちの方がびっくり

「奇跡だ!」
「更生した!」
と話題沸騰

体育祭の終わりに
リュウ君のママに会ったので

「リュウ君、体育祭頑張ってたね」
と声をかけると

「ほんとよかったよー
小学校の時はほとんど運動会出てなかったからさー

この後も部活の試合が近いから練習があるみたいで
張り切ってるよ」
とのこと


息子に
「リュウ君って最近ちゃんと学校来てんの?」
と聞くと

「あー、なんか普通にいるし
みんなと普通に喋ってるよ」
とあっさりした答え

リュウ君の身に何があったのかはわかりませんが

こんなこともあるんだなーと
こちらがホッとするやら感心するやら

その後
授業公開の時にリュウ君のママに会ったので
「リュウ君、勉強も頑張ってるみたいね」
と声をかけると

「でも定期テストはいつも学年ビリでさー
このままじゃ高校いけないって
先生に言われてんだよねー」
とのこと

どうやら小学校5・6年生の頃
ほとんど授業に出ていなかったので

基礎が完全に抜け落ちているようでした

地元の区が主催する学習支援教室などには通っているようでしたが

頑張って学校の授業に出ていても
何を言っているのか分からないという状態は

辛いだろうなーと思ってしまいます

支援教室は毎日あるわけではないのでしょうし

マンツーマンで毎日教えるには学校の先生もキャパオーバーというところなのでしょうか


リュウ君ママは
「都立は絶対無理って言われちゃったし
私立に通わせるお金はないし

就職か通信制しかないかなー」
なんて話をしていたのですが

なんと部活推薦で
私立の部活強豪校に進学することができたようです

やったねリュウ君!

その後リュウ君が高校で
どんな生活を送っているかは分かりませんが

部活も勉強も頑張れよー!と
遠くからエールを送るのでした

両親を老人ホームに入れた時は
急いで強制的に入居させてしまったので

家具などの大きい荷物は
後から運び込むことになりました


父に「持ってきて欲しいものある?」と聞くと

「他のものは何も要らんから
仏壇だけは運んでくれ」とのこと

昔から先進的な考えを取り入れていた父ですが

こんなところで信心深いんだなー
父も年を取ったのか…
と思いましたが

「わかった、じゃあ仏壇必ず運ぶね」と約束しました


空き家になった実家で

父の部屋、母の部屋
それぞれに運び込む家具やテレビを選定していきましたが

老人ホームの部屋はそんなに広いわけではないので
運び込めるものも限られてきます

だったら宅急便の単身者用ミニパック便で大丈夫かな?
と思いネットから確認してみましたが

どうやら仏壇は普通の引っ越し屋さんでも
なかなか運んでくれないらしいことが判明

そもそも細かい部品などが取り外しできなくて
くっついたままになっていたり
付属品も繊細なものが多いので

美術品のような扱いになるようです

中小規模の引越し業者さんでは
ほとんど運んでくれないとのこと

大手の引っ越し屋さんでも
「ご本尊とご位牌はご家族が運んでください」といわれます


さらに追い打ちをかけたのが有機ELテレビ

当時まだ出始めだった有機ELテレビの55インチという巨大版

こんな巨大なテレビを
老人ホームの一人部屋に置くわけにもいかず

さりとて引越し直前に
近所の電気屋さんに強引に買わされた新品なので
処分するにも忍びず

結局私の家に運ぶことになりました

こいつは家具用宅急便でうちに送っちゃおう〜と思って
宅配便のサイトから申し込みをしましたが

翌日宅配便業者さんから電話がかかってきて
「これは運べません」と言われてしまいます

「なんでですか」と聞くと

「有機ELテレビは画面が非常に繊細なので
細心の注意を払わなければなりません

他の荷物と一緒に宅急便として運ぶことはできませんので
大手の引っ越し業者さんにお願いしてください」とのこと

ガビーン…

仕方がないので
これはもう大手の引越し業者さんに
まとめて運んでもらうしかなーい!ということで

大手三社に来てもらって見積もりを取りました

その中で
「仏壇も有機ELテレビも運べるよ
さらには食器類も専用ボックスに突っ込むだけで
ひとつずつ梱包しなくてもOKだよ」
という業者さんにお願いしました

ちなみに大手でも
有機ELテレビは専用ケースや特別な梱包が必要で
別料金がかかることが多く

日通のように支店によって対応が分かれるところもあるようです

引っ越しもやってみると
いろいろと制約条件があったりするものなんですねー


ちなみに仏壇は
付属品の数も多いし
アイテムの配置や飾り方も色々細かいので

あらかじめ写真に撮っておいてから梱包しました


そして我が家にやってきた巨大有機ELテレビ

超せませまな我が家のリビングに置くと
窓の半分はテレビで遮られている有様ですが
仕方なし…

最初はあまりの大きさに
家族で「でかい!画面キレイ!」
と感動してましたが

すぐに慣れてしまいました

そしてボタン1つでYouTubeやネトフリに繋がるようになって

日々息子が大画面でYouTubeを堪能しております

早よ消して勉強しろやー!

老人ホームを選ぶ時
一番気になるのはやっぱり
月額のお支払いがいくらか!

ってことではないでしょうか

「こんな金額、誰が払えるんじゃ〜」
という目の玉飛び出るような金額のところもあれば

「これならなんとかなるかも!?」
と思えるようなところまで

今や老人ホームもピンキリですが

多くの方は年金額でまかなえる範囲で
と思われるのではないでしょうか


我が家も両親の老人ホームを探し始めた頃は
ものすごい金額の数々に

公共の施設じゃないと無理なんじゃないか?と
思ったこともありましたが

最近はいろんなバージョンの老人ホームも増えてきて
選択肢も広がりました

比較的リーズナブルな新しい物件も増えているようです


父が入院して大急ぎで老人ホームを決めなければ!
と思って探し始めた時に

新築で月額利用料もなんとか年金額に納まりそうな物件を紹介してもらったので

これだっ!と思って決めました

「この金額なら父も母も年金の範囲内で払っていけるよね〜」
と安心したのですが

現実にはかかる費用は
当初の月額利用料だけじゃなかった…


本人の身体能力が衰えてくれば介護度も上がり
どんどん追加料金がかかります

そして老人ホームに入居した場合
ホーム側のサービスで介護保険の上限額まで
使ってしまうことが多いので

それ以外の車椅子や歩行器
高さ調整テーブルや室内手すりといった
レンタル品は自費になってしまい

その出費もバカになりません

月の支払いはジリジリと増えていきます


そして老人ホームによっては
介護度が上がると
違うホームに移らなければならない
というところもあります


このホームでは介護度いくつまで
と決まっているような物件もあります


両親が入居した老人ホームは
介護度が一番重い5であっても入居可能だったので

「ここが終の住処だな…」
と思っていたのですが

父が緊急搬送を繰り返すようになってくると

「看護師が24時間常駐しているホームに移った方が良い」
と言われてしまいました


両親がいる老人ホームは
日中の時間帯は看護師がいるのですが

夜間は勤務していないところだったのです

父の吸引が必要になってくると
ホームのスタッフは吸引はできないので

看護師がいる時間帯だけにやることになります

そうなるとリスク回避のために
朝食・夕食は看護師が勤務する
朝10時から夕方5時までの間に済ませ

毎食後ごとに吸引しなければならないようになってしまいました

吸引は本人はかなり辛いようで

父は「あれだけはやめてくれ」
と言うようになってしまいました

そのため看護師が24時間勤務する老人ホームに
両親ともに移ることになりました


新しいホームではいつでも看護師さんがいるので
必要な時にだけ吸引することができるようになり

吸引の回数も大幅に減ってほっとしたのですが

月額のお支払いは爆上がり!

ついに年金額では収まらなくなってきてしまいました


今後はこれまでの貯金を取り崩しながら
支払っていくことになりますが

安心安全には替えれない…というところです


老人ホームへの入居をご検討の方は
月額利用料は余裕を持って検討されることをおすすめします

最初はできるだけ控えめな金額のところにしておいて

介護度が上がって少しくらい支出増えても
年金の範囲でなんとか収まるくらいに
しておいた方が安心かもしれません