息子が断固小石川一筋にこだわる一方で
都立単願から私立併願に変更するお子さんもいらっしゃいました。
息子が2歳の頃に通っていた幼児教室でのお友達、ルナちゃん。
彼女は自宅近くの中高一貫校を目指し
やはり4年生から栄光ゼミナールに通っていました。
ルナちゃんは結局6年生になってから私立併願を決めたようです。
ルナちゃんの仲のいいお友達はみんな私立中学受験を目指していて、
地元の学区の公立中学に進学するのはそれほど親しくはないお友達ばかり。
都立に落ちて地元の中学に進学するのは嫌だったようです。
ルナちゃんのママも
せっかく一生懸命勉強しているんだし
大事な一人娘は女子高の方が合ってるのでは
と思い始めていたようでした。
私立と都立を併願するということは
私立の勉強をメインに進めて
都立はサブ、という位置付けになります。
公立中高一貫校は小石川に限らず、いずれも難関校。
倍率は5倍、6倍ともいわれ、どこも激戦です。
受かればラッキーという感じのうえ
1校しか受けることはできません。
とはいえ、私立は教科書に出ない範囲も広く深く出題されますので
これまでやってこなかった部分を大急ぎで取り戻さなくてはなりません。
ルナちゃんは6年生の夏休みは個別指導を頼んで
一気に追いついたようです。
ルナちゃんのママいわく
「イチかバチの賭けだったけど、
ルナとウマが合う先生が見つかったから
夏休み中ほとんどつきっきりになってもらったよ。
大変だったけどなんとかギリギリ挽回できるところまで追いついたわよ~」
とのことでした。
その後、ルナちゃんは見事難関私立中学に合格。
当初目標にしていた都立は残念な結果になりましたが
現在は楽しく女子中学校に通っているようです。