アポなしで日能研に突撃しましたが 

たまたま居合わせたその校舎の室長が
中学受験については ほぼほぼ無知だった私に私立と都立の違い解説してくれました 

ありがとうございます〜!

5年ほど前の話になりますので 
現在は塾の状況も違うかもしれません…


当時の室長がおっしゃるには 

「私立中学は教科書に出てこない範囲も入試問題に出ます。 
広い知識と大量の演習量が求められます。

それに対して公立中学では教科書で教える範囲以外のものは出ません。

その代わり長文の設問や資料、データを読み解き
長文で記述回答する力が求められます。

私共を含め 大手の塾はみな 
私立中学受験にターゲットを合わせています。

公立中学は 
御三家を 本気で狙いに行く子たちが 併願として受ける学校、
という位置づけです。 

そもそも 公立中学は受かればラッキーな要素が多いので、
単願のお子さんはほとんどいません。

私立であれば、たとえ御三家であっても
これだけ勉強すれば絶対受かる!と言えますが

都立、特に小石川となると
どんなにできる子でも、どんなに勉強しても、
絶対受かるとは誰に対しても言えないのです。

そのため大手塾に入られても都立コースというものはなく、
公立中学向けの記述対策講座などは 6年生の秋からになってしまいます。

我々にとっては改善すべきこととは分かってはいるのですが…。

都立志望のお子さんが大手塾に入っても
公立中学受検には必要ない範囲まで勉強させられたうえ、

必要な長文読解、記述力などの対策は後手に回ってしまうということになります。

本当に 公立中学一本で受検を目指すのであれば、

小規模の個人塾や
専門の中規模の塾に行かれることをおすすめします」

ということでした。


「そうなんですね!!
よっくわかりました!ありがとうございます〜」

と私は平身低頭

「まあそうは言っても都立受験はイチかバチかになっちゃいますから
私立受験をお勧めしますけどね」 
と室長

自分の塾にとっては客を逃すことになるような 内容を
包み隠さず 
懇切丁寧に
時間を取って説明してくれるなんて
日能研の室長 さん、めっちゃいい人〜!!

私立受験するならここに来ます!と思いながら

日能研を後にしました 

今でも日能研様には足を向けて寝られません

ちなみに2024年現在は日能研でも低学年から記述対策講座なども増えてきているようです