お疲れ様です。


また、1週間があっという間に終わりました。



毎週、土曜日は、一般外来が午前中のみの為、午後はそれぞれ、溜まった事務作業に勤しみます。

平日のお昼ご飯は、午後の外来受付もあり、ささっと済ませることが多いのですが、土曜日はそんな訳で、比較的ゆっくりランチを楽しむ事が出来るのです。

昨日は、午前中、少し大変な患者様の対応に追われたので、珍しく気分を変えたくなり、1人で院外のカフェへ。既に14時を回っていたので、店内には数名のお客さんがいるだけでした。

これならカウンターじゃなくても迷惑じゃないかな…

そう思って入り口から一番奥にあるソファーに腰を下ろし、メニューを開いたところで、1人の若い男性から声をかけられました。

「◯◯さんですよね?」

えっ?真顔

誰だれ誰だれ???誰だろう??

更年期ゆえにだらだらと一瞬にして変な汗が滝汗

見たことあるような、無いような…その数分で、思考があらゆる可能性を探り出しました。

息子の同級生の誰か?

職場?

え?え?え?え?

話し掛けられると想定していなかった場面でのこの状況に明らかに動揺する中、その彼は言いました。

「僕、同じ職場で働いているPT(※理学療法士さんのことです)の須田と申します。棟が違うから、ご存知ないかもしれませんが…時々患者さんと事務手続き一緒に行ったりしてるんですけど…あ、やっぱり分からないですよね…」

「あ、ごめんなさい、私、医事課の◯◯です」

動揺していたので、名前で声を掛けられたにも関わらず、私は何故か自己紹介するという笑

「はい、あの、僕もこれからオーダーするところで、あの、図々しくてすみません、席、ここ、座ってもいいですか?」

ん?

え?


えぇ??


私、プライベートでは、いい歳してとても情ないのですが極度の人見知りで。

お話するのも気後れするのに、初見の人の前で咀嚼をするなんて…笑

かと言って、「休憩中なので」と言う勇気もない。

少しの間のあと、私は相席を了承し、何故か一緒にランチをしました。

「いつもここに来るんですか?」

「いえ、今日は少し気分を変えたくて」

「え?じゃあ僕お邪魔でしたよね」

「あ、いえいえ、大丈夫です」

…沈黙


数分の沈黙に耐えられず、私の中のお仕事モードがただちに発動、問診を取るかのように質問し続けてしまった笑

彼は同じ病院のリハビリテーション科に勤務、大学卒業後新卒で入った整形外科クリニックを3年で退職し、うちの病院に来て2年目のもうすぐ27歳だそうです。

面接の時に、窓口で対応したのが私だったそう…といっても、担当者に取り次ぐだけなのですが、覚えてくれていたみたいで、入職が決まってオリエンテーションに再度訪れた際に、窓口にいたのが私ではなく、「あの人もう居ないのかな?」と思い、働き出して少しした後、何かの用事で医事課に来た時に私を見かけ、「知ってる人がいた気になって、何故かホッとしました」と。それからは本館に来る度に探しちゃって…多分、面接の時に、最後にこって笑ってくれたことで緊張が解けて、そのお礼を言いたかったのかもしれません。

…だって。

全く覚えてはいませんが、「あの時はありがとうございました」と、丁寧にお礼を言われ、礼儀正しい若者の姿に、何だかほっこりしました。知らない人と対面でご飯は、本当のところでは凄く嫌で、何なら、折角のお昼休みが〜位の本音を隠していた自分が浅ましくも思えるほど、爽やか好青年でした。

ごめんなさい、そしてこちらこそありがとうございます。

窓口では、できるだけ笑顔でいようと心掛けています。それは、患者様や来院者の方々に、少しでも気持ちよく来院時間を過ごしていただきたいという初心があったから。ですが、その笑顔は、この頃は自分自身を守る為だけになりつつあって…窓口に立っていると、理不尽にストレスをぶつけられることが多過ぎて、初心等どこかへ吹き飛んでしまう日もあるのです。

でも、それを思い出させてもらいました。

本当にありがとう。


その後、何かのキッカケで『呪術廻戦』の話になり、好きなキャラクターは誰?という会話が弾み、美味しい自家製パンとシチューを食べて、私の土曜日のお昼休みはあっという間に終わりました。


1人でまったり、景色を変えようと思っていましたが、須田さんに声を掛けてもらったことで、また別の非日常的な時間を過ごしました。


そして私は午後のお仕事へ。

リハビリテーション科は隔週ローテーションで土曜日の午後は半休だそうで(須田さんは、お仕事終わりで前から気になっていたこのカフェに来てみたらしい)、須田さんは爽やかに手を振り帰っていきました。

「爽やかだな〜」

去っていく笑顔を見て、そう思わず独り言が出てしまったのは言うまでもありません笑



短い時間だったけど、神様、ときめきと気づきをありがとう。

私、午後もお仕事頑張ります!笑




そんな、1週間の終わりでした。








帰宅時、聴いていたのは


BUMP OF CHICKEN

『青の朔日』

です。

ニューアルバム 『Iris』の中に収録されています。

邂逅もそうでしたが、胸が締め付けられます。


好き。

好きです。