先月から相続業務のお仕事で、遺言に関する相談または依頼が続いています。
遺言というと、ほとんどの方は何か死をイメージするみたいで『縁起が悪い』と思われがちですが、遺言とは残された人達のために感謝の気持ちを表す、自分の最後の意思表示であります。
また、自分の思いを相続人たちに伝え、自分が残した財産が原因で相続人たちが争ったりトラブルに巻き込まれたりしないように残す『遺族に対する思いやり』 でもあります。
残された家族など相続人は、遺言があることにより、遺言者の思いがわかるわけです。
自分の死後、自分の財産がどうなるのか?
私自身「まだ先のこと」とあまり考えたことが無いのですが、相続相談でいろんな方達のお話を聞いていると、自分も不安になってくることもあります。
自分が築きあげてきた財産ですから自分の意思で分与を決めたいですね。