こんにちは!
3月に入り少し暖かくなってきました。
寒い冬から春に向けて季節の変わり目となりなんだか調子が、、、
身体の調子が不安定になりやすい時期です。
そんな時は薬膳料理をオススメ
薬膳とは、中医学の考え方に基づいた食事のことで、体調不良を改善し、健康的な体作りを促すことを目的としているのです。
普段の生活の中から病気にかからないよう予防することを第一としてるようです。
大事ですよね
体の不調が症状として表れるのは「病気」ですが、明らかな症状が出ていなくとも、体のバランスが崩れている状態を「未病」と言うようで
薬膳では中医学の考え方をもとに、その日の自分の状態に合った食材を摂ることで、「未病」を改善していきます。
また、美容効果も期待されています
薬膳ときくと 「漢方薬を混ぜた食事」「薬臭い食事」「不味い食事」などがありますが、これらは誤解です
薬膳の基本は「体に合った美味しい食事」です。季節やその日の体調などに合わせて選んだ食材をおいしく摂取することで、体を内側から整え、薬膳を実践することで、体を健康へ、精神を安定させ、美容が促進されるなどの大きなメリットがあります
薬膳を普段の食生活に取り入れて健康や美容への効果を高めるために、薬膳というと、特別な食事のように思いますが、実はすべての食物に薬膳の効果があるというのが、薬膳の思想です。
ようは、旬のものを食べるこで、その季節に合った効能が得られるという考え方であるため、普段の食事に季節ごとの旬の食材を使うだけでも、薬膳を実践することになります。
食材の一つ一つの効果を理解する 薬膳を食生活に取り入れる上で大切なのが、それぞれの食材の効果を理解することです。例えば、ネギやショウガ、大根、唐辛子などには体を温める効果があり、風邪や冷え性への効き目が期待されます。また、ハッカやなつめなどにはストレス解消効果があると考えられています。基本の効果を理解すれば、身近な食材で十分薬膳を取り入れることができますね
「陰」と「陽」
薬膳の基本を成す考え方の1つが「陰」と「陽」です。この世にあるすべてのものは陰と陽に分けられます。例えば、太陽(陽)と月(陰)、昼(陽)と夜(陰)、といったかたちです。陰と陽がバランスをとって存在することで、世界の調和が成り立っています。食材にも、体を冷やす「陰」のものと、体を温める「陽」のものがあります。健康を保つためには、それぞれを上手に組み合わせることが大切です。
五臓
五臓は、人間の体の「肝・心・脾・肺・腎」を指し、それぞれに役割があります。
- 肝:血や気の流れを調節する器官です。血液を造り、体全体に循環させて蓄えたり、目の機能に影響したり、ストレスから人体を守ったりなどの役割を持ちます。
- 心:五臓を調節する器官です。血液を体全体に循環させるほか、冷えから体を守る、精神を安定させるなどの役割を持ちます。
- 脾:胃や腸などの消化器官です。消化・吸収を調節し、食材の吸収や分解、栄養の伝搬などの役割を持ちます。
- 肺:呼吸を司る器官です。呼吸の調節や免疫機能の調節、水分調節、肌の保護など、広い範囲に影響を与える役割を持ちます。
- 腎:水分代謝などを調節する器官です。尿の分泌と排出のほか、老化防止、発育促進、ホルモンバランスの調整、エネルギー蓄積などの役割を持ちます。
六味
六味とは、食材の味である酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味・淡味を指します。また、食材が五臓に対して作用する効能そのものも意味します。そのため、単なる味とはまた異なる概念です。それぞれの味に対応する症状と働き、食材を解説します。
酸味:酸っぱい味
- 対応する症状:精神の緊張、下痢、発汗、慢性の咳、多汗、心悸・動悸、頻尿、遺精など
- 働き:「肝」に作用する
- 食材:烏梅、レモン、ざくろ、酢、ブルーベリー、リンゴ、スモモなど
苦味:苦い味
- 対応する症状:炎症、発熱、多汗、口内炎、排尿痛、血尿、便秘など
- 働き:「心」に作用する
- 食材:セロリ、緑茶、アロエなど
甘味:甘い味
- 対応する症状:食欲不振、痙攣、発熱、虚弱な体質、慢性の痛みなど
- 働き:「脾」に作用する
- 食材:そば、牛乳、卵、トウモロコシ、穀類、トマト、ブドウ、リンゴ、キュウリなど
辛味:辛い味
- 対応する症状:痛み、冷え性、鬱状態、於血など
- 働き:「肺」に作用する
- 食材:ネギ、ショウガ、ワサビ、ニンニク、唐辛子、コショウなど
鹹味:塩味
- 対応する症状:便秘、痰、咳・喘息、できものなど
- 働き:「腎」に作用する
- 食材:イカ、アサリ、タコ、味噌、昆布、海苔、クラゲなど
淡味:はっきりしない味
- 対応する症状:難聴、もたれ、めまい、むくみ、排尿、下痢など
- 働き:「脾」「五臓」に作用
- 食材: ヨイクニン、冬瓜など
五行
五行もまた、薬膳における重要な概念の一つです。五行理論では、宇宙の万物は性質が異なる5つの物質で構成され、それぞれが相互に作用したり、反発しあったりして成り立っています。その5つの性質が「木・火・土・金・水」の五行で、自然界の物質は五行のいずれかに分類されます。
五気
五気は、食材が持つ5つの性質である「寒性・涼性・平性・温性・熱性」を指します。食材を食べた後で、体にどのような影響があるかで分類されます。
寒性:
- 体を冷やす作用がある
- ズッキーニ、スイカ、トマト、ゴーヤ、バナナなど
涼性:
- 寒性ほどではないものの、体を冷やす作用がある
- そば、ナス、セロリ、キュウリ、水菜など
平性:
- 特に影響を与えない
- 豆類、白菜、豚肉、キャベツ、ニンジンなど
温性:
- 熱性ほどではないが、体を温める作用がある
- ショウガ、栗、シソ、ニラ、みかん、タマネギ、鮭など
熱性:
- 体を温める作用がある
- 唐辛子、コショウ、シナモンなど
その他には、薬膳では代表的な5種類の体質が定義されていますが難しい事はここまでにして、その日の体調に合わせて食材を選び色々試してみましょう!
私のオススメ薬膳食材が手軽に
わかりやすく効果など書いて下さってます。
お茶が沢山
お邪魔しますと長々と見てしまいます。
薬膳スープ
少し手間がかかりますが試す価値あり!
これは美味し過ぎてとまりません。
朝ご飯に沢山のナツメグやクコの実その他もろもろ
シナモンはアンチエイジングに注目されてますね
カロリーはしっかりあるので食べすぎには注意です。
HOLOS
リラクゼーションハウス
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