勝ちきれませんでした。
ここで勝つチームが本当に強いチームなんだなと改めて痛感しました。
去年まで北九州にいた監督や選手がいる東京ヴェルディ。
多分ファン・サポーターの方々やもしくは去年一緒にプレーしていた選手には様々な想いがあった一戦だったのではないかなというのは試合をしてても充分感じることができました。
今年から戦わせてもらってる僕には痛みを分かち合うことも思いを察することもできません。
ただ僕は同じスポーツマンとしていかなる相手もリスペクトしているつもりですし、もちろんそういったみんなの思いをしっかりプレーにして伝えたいと思ってプレーしました。
それと昨日の試合は僕にとっても少し感慨深い試合でした。
僕は静岡県出身で小学生の低学年に初めて見に行った試合がヤマハスタジアムで行われたジュビロ磐田の試合でした。
全盛期のジュビロは中山選手、藤田選手、福西選手、名波選手、そして昨日の試合にも出ていた高原選手がいて僕はただただ圧巻のプレーに小さいながらも魅了されました。
そこで初めて僕もサッカー選手になりたいという夢を持ったと思います。
あの時、ジュビロの主力として戦っていた高原選手とこうして本気で勝負できることがすごく楽しみでしたし、試合をしてみて今でもバリバリに現役を続けている高原選手は敵ながらもやはりかっこよかったです。
しかし結局勝てず、不満や批評は多々あると思いますし、僕自身もすごく悔しかったです。
でも時は待ってくれないし、もう次の試合はやってきます。
その中でできなかったことをいかに修正するか、またできたことをもっとできるようにするか。
もう次の戦いは始まっています。
もっともっとたくさんの方々に「またギラヴァンツ北九州の試合見に行きたい!」や友達にも自慢できるようなクラブになっていきたいなと思っているのでこれからもぜひ応援して頂いて一緒に戦ってもらえたらなと思います。
また24日、本城陸上競技場でお会いしましょう。