健さんとポール
え~何だ これわ!とっ お思いでしょう いえね
もともとこのブログ作った時に絵日記にしたかったのですよ
でもブログ用に絵を描く時間が無い!
パパッと簡単な絵を載せればいいよ と言ってくれた方もいるのですが
そういうタチの絵描きではないので どうしても描き込まないと気が済まない
それで今回ブログ用に書下ろしました
これからも 何とかこういうブログにしたいのであります
んで 本題 
私が子供のころ70年代は男の理想は「健さん」でありました
「健さん」…今の若い人は「健さん」というと
渡辺?などと言う人もいますが いかん!のであります
松平?論外でありますな この国 いえ この世で
「健さん」といえば「高倉 健さん」しかいないのでありますよ
それほどのスーパースターなのであります 不滅なのであります
総理の名前なんか知らなくてもいい
「健さん」といえば「高倉」これだけは未来永劫 日本人が後世に
語り継がねばいけないのであります 日本人の義務ですネェ~
えっと なんだっけ あ そうそう
40年前 男の理想は「健さん」に代表されるように
「寡黙に一人行動する」だったのであります
ベラベラしゃべってはイケナイ みっともないのですな
友人で父親に「男は死ぬまでに三度しか笑うもんじゃない」 と
言われた男もおります いえ ホントに
当時は子供だったので「そうなんだ!」と疑いもしなかったのですが
大人の男とは すなわち 「自立した男」 でありましょう
しかし この「健さん」の映画 代表作の
「昭和残侠伝シリーズ」と「網走番外地シリーズ」
これ どちらも これでもかっ と言うくらい「デスコミュニケーション」の映画ですよ
健さんしゃべらないから 周囲と上手くコミュニケーションがとれない
どんどんこじれて 最後は殴り込み であります
銀幕最後のスーパースター「健さん」だから許されることが
何故か 理想の男像でしたな
それから 女性の社会進出がどんどん進み
段々男の居場所が狭くなり 80年代にTVは全て女子供向け
90年代に入り
映画のみならず居酒屋までも女性メインの世の中になりました
現代に至ってはお父さんが何十年もかかって自分の命担保に建てた家にも
居場所など 無いのでありますよ ええっ
当然「理想の男像」など 語られることもなくなりましたな
変わって最近の映画などで増えてきたのが
「大人になりきれない男達」が主人公のドラマですね
「宇宙人ポール」や日本でも森田監督の遺作「僕たち急行A列車で行こう」
など いわゆる「オタク系」昔なら 情けない!と言われた男たちです
でも彼らはそれなりに社会とコミュニケーションを上手くとっており
仕事もそこそこ こなしています
昔 理想像だった「健さん」は周囲から孤立し最後テロ行為に走ります
自分の居場所が作れない「健さん」が当時の男共の憧れだったのですな
やはり昔から 何となく男は世の中にたいして座り心地の悪さ
を もって暮らしていたのでわないか と思ったりします
子供っぽさ 幼児性を押し隠して生きてなきゃいけなかったのですねェ
それが「男なんかいなくても生きていけんじゃん」という女の時代になり
「ガキッぽさ」がそのまんま残ってる男でも居場所が与えられたのでありますな
男の幼児性は無理に押し殺さなくてもよくなった
と思えば なかなか良い時代ではあるまいか
と 最近の映画を観て感じたのであります

しかしUPした画像なんでピンボケなんだ?
え~公式サイトのほうにもUPしますので お気が向いたら観てやって下さいませ






車通勤をやめ歩いて通いだしてから半年がたちます
もともと歩くのが好きで東京暮らしの時はよく歩いてました
一時間しか寝れない時は寝る代わりに歩いたりしてました
散歩というと風情を感じたりもしますが とにかく「歩く」
生きてるんだから歩く 前に進むために歩く
という感じだった ように思います
ところが田舎に帰ってから車ばかりで まるで歩いてませんでした
私だけでなく通勤時歩いてるのは高校生までで
歩いている大人はほとんど見かけません
動物が歩かなくなったら退化です
進化論がどこまで正しいのか知りませんが
なんせホモサピエンスで進化が止まってから随分経ってますから
こんな未熟で利己主義な生き物が最終段階の訳がないのですから
いい加減新人類が出てきてくれないかと思っていたりもしますが
まァともかくまだ退化するのはイヤなので徒歩通勤を始めました
車だと桜並木の桜ぐらいしか春を感じることは出来ませんが
チンタラ歩いていると色んなとこに色んな春があります

が散り

こんな花が満開になりました

三色の木
でも一番好きなのは


道路端の溝の中で名も知らぬ小さな花たちが
思いっきり「春」を謳歌しておりました


何を今さら・・・本好きの方ならそう思われるでしょう
でも初めて読んだんだから仕方ないじゃないですか…ええっ
(映画 宇宙人ポールの時もこんな言い訳しましたナ)
すでにシリーズ化されてる大ベストセラーだそうですネ
しかし これ この本の装丁じゃ大人の男は手を出しませんよ
まるでティーンエイジ向けのライトノベルですわ
いや このイラストの絵に文句付けてるんじゃないんですよ
本の売り方について「これじゃ男は手に取らない」と言ってるだけでして
まぁ 本の内容は「傑作です!」ネ
以前は それなりに小説も読んでました 年間100冊くらいですかね
そんなもんかとお思いでしょうが平均睡眠時間3時間弱の生活で
私の読書スピードではそれが限界でありました
めっきり小説の読書量が減ったのはパソコン作家が増え
小説が「無駄に長い」ものばかりが目立つようになったからです
手書きの作家の文章は無駄がありませんし
余計な情報も詰め込んでありません 
読み終えて「この本は半分の長さで治まるじゃないか!」
と思う作品が増えたからです 最近では昔から好きだった作家の本
くらいしか手を出さなくなってました
それが昨年末のTVの本の特集番組から数冊購入してみたところ
この「ビブリア古書堂の事件手帖」にあたりました
(ビブリアとはビブリオマニア 本の虫という意味らしいですネ)
舞台は北鎌倉駅前のビブリア古書店
本好きの方なら古書店の 薄暗がりで少し湿った空気が漂い
天井付近まで積み上げられた本 この世界が嫌いな人はいません
本の話以外は人とのコミニュケーションが苦手な痩身の美女と
あるトラウマから本が読めなくなった長身で体躯のいい男が
安易な殺人事件などではなく
古書にまつわる…その本を売ろうとする人
手に入れようとする人 本にかかわった人間たちの物語
文章も簡潔 登場人物も秀逸 各章の長さも理想的
肝心の物語もいいです 探偵小説との面白さもちゃんとあります
昔 本が好きだった 探偵小説が好きだった という男性諸君に
装丁に惑わされず是非読んで下さいと いう一冊です

この装丁じゃオジさん達は手にとらない 傑作なのにネ