中日新聞
長時間労働&低賃金で敬遠?歯科技工士なり手不足深刻 養成校入学者30年間で4分の1に
2024年12月14日 05時10分 (12月14日 05時10分更新)

入れ歯や歯のかぶせ物を作るなど、歯の治療に欠かせない歯科技工士のなり手不足が問題になっている。専門学校など全国の養成学校の入学者数は今年約800人で、30年前に比べて4分の1に減った。技工士として働く人の半数が50歳以上と高齢化も進み、「このままでは患者の歯と口の健康に影響が出かねない」と危惧する声が上がる。
「生活の安定を求めて、周りの同級生はみんな辞めてしまった」。愛知県内で歯科技工所を経営する40代の男性が深いため息をつく。専門学校を出た後、技工所での勤務を経て独立。「昔は10年間は修業と言われ、長時間労働、低賃金が当たり前だった。いまだにブラックなイメージが残り、若い人に敬遠されてい...