香を送りました。
薫玉堂さんを教えてくれた息子ちゃんに、okanが今使っている香皿の予備と通常の香の他に購入したものを・・・
香は聞く・・・とも言うそうです。
とは言え、送ったのは「線香」ですが
なにやら近頃、香を焚いて「昆布茶」を飲むという、年に似合わず、実に渋い生活をしているらしい。
良いことです。
ってことで、ちょっくら送った次第です。
毎日、玄関と床の間で炊いている線香は「松栄堂」さんの「堀川」か「白川」ですが、時々違う種類のを使うこともあります。
この↑「りらく」の「しろつめくさ」は強い匂いでしたので、今回は「香木系」にしました。
私は「聞いている」なんてものじゃなく、チャッチャッと焚いている感じですな
香とは、静寂の空間で、静かに香を焚き上げ、数人で香炉を廻して、香りを楽しむものです。
このとき、「聞く」という言葉を用いるようになりました。
人間の持っている感性・感覚を研ぎ澄ます世界・時間でもあります。
お酒などを試飲するときに「利き酒」と言ったりしますが、その行為と全く同じことなのです。
お香を聞く=聞香(もんこう)
なにも難しい言葉でもなく、複雑な意味があるわけでもありません。
多彩な表現が出来る日本語の寛容さも素晴らしいと感じます。
抜粋転載
五感を研ぎ澄ます静寂な時間の中で、「五味(ごみ)」を感じ取ります。
甘(あまい)・苦(にがい)・辛(からい)・酸(すい)・鹹(しおからい)
これら五味を感じながら、お香を聞く。
そして、どんな香りだったのか、身体全体でイメージを創る。
様々あるお香の香りを聞き、コレと思う香りを追い求めていく。
同じ伽羅でも、その時の自分の体の調子で違う香りになることもあります。
火種の熱さが足らずにかすかな香りしか出なくて、よくわからない場合もあるでしょう。
その時の香り、雰囲気、周りの風景と共にイメージとしてインプットし、自分の感覚に取り込めたら、お香を聞くことが出来たのだと、そう感じ取っていいものだと思っています。
今の私は、珈琲ミルで珈琲豆を挽いている時が、なんとなくホッとしております。
気に入った器を時々は使って
いつもはマグカップね
ちょっと前まではエッセンシャルオイルをアレコレ使っていました。
まろーどの宿泊棟ではアロマフューザーを使っていますね。
お香は、浄化の意味もあるそうですね。
浄化って言えば、ホワイトセージもあるんだっけ。
使っていないから粉に近くなってきたが