どけん屋なボクです!
『犬走り』 ・・・ いぬばしり
土木建築用語のひとつになります。
河川の土手や堤防の斜面で平坦につくられた
通路のことを言います。
お城の基礎まわりにつくられているところもあります。
ではなぜ、そう呼ばれるのか?
犬が通れるくらいの幅しかないという意味合いです
住宅では、建物の基礎まわりにコンクリートを打ったり
砂利(じゃり)を敷いてつくります。
築年数の長い家には多くみられます。
近年の住宅ももちろんあるのですが、、、
以前は、こういった理由
近年の建物は、雨どいが必ずあるので
屋根からの雨水をスムーズに処理できて
雨水が地面で跳ねて建物の基礎が
汚れたりしません。
でも古くは、雨どいがないことから
雨水が流れ落ち、軒下で跳ねて基礎まわりが
汚れることがほとんどだったのです。
なので、当時は石や砂利を置いたりして
工夫していたところからきているということでした。
【縁石と砂利を使用した犬走り】
参考材料
・縁石(御影石) 長さ60センチ 10センチ角
・砂利(川砂利) 最大20ミリ
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