表題画像//当庭の姫浜簪//


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持ち家住まい。夫婦と娘の3人暮らし、小さな家でゆる〜く、なが〜く暮す事を趣味にしています。


◇ブログ作成者/🐼昭和の乙女◇


◇小さな家の間取り◇

建坪(約11坪)、延床(約17坪)、土地(約53坪、内裏庭18坪)、総2階。


2階建のワンルーム、一階リビング、ロフトあり、ウッドデッキあり、土間玄関(約5帖)あり、床下(約7帖)は収納兼書庫。


◇小さな家の仕様◇

注文住宅/ua値0.4w/m2k 断熱等級5、第三種換気、耐震等級2(雪国仕様)竣工2023.8




桜は散りましが、当家の姫浜簪は満開です。

一輪咲きだけでも可愛らしい立ち姿。


 
酷暑、大雪、高温多湿を経験し前庭の植栽の管理方法もみえてきました。

酷暑対策として前庭をロックガーデンに改装しました。

設計時から構想はあったのですが、土地との相性や植栽の管理方法を模索していたため4年後の作庭となりました。

ロックガーデンの作庭

ロックガーデンの作庭は2回に分けて行いました。

手伝うといってはいたものの、娘は早々に退場。一回目は夫と夫の実家へ、二回目はお友達とお友達のご家族といっしょに公園巡り。


おかげさまで、心ゆく迄で石と向き合うことができました。夫とお友達、お友達のご家族に感謝です。



購入した石は210kg、費用は数万円。
奥行きを出すために通りから遠いほど高く大きく密に、近いほど低くまばらに石を配置しています。
道路側の石は全体の三分の二ほどを埋めています。置くより敷く、植える感覚です。

西側は地面を残し、一年草の植栽スペースとしました。朝顔の種を撒きました。


石選びの変遷


在住地域の溶岩石は庭石にするほどの流通量がありません。そこで近県で採掘したものを取り寄せました。


真っ黒ではなく灰色で建屋と馴染むこと、多孔質で調湿機能があることから浅間山の溶岩石を選択しました。



この岩に辿り着くまで3年かかってしまいました。


石選びの変遷


最初はコッツウォルズストーンを検討。

 

この石は経年変化ではちみつ色から灰色に変化します

サンプルを取り寄せましたが、建屋との色味があいませんでした。

また、建屋が灰色に変化するよりもコッツウォルズストーンが灰色に変化する速度が遅いのです。費用が割高なこともあり、購入をあきらめました。


 Cotswolds garden挫折です。


次に検討したのは、

和モダン、ロックガーデン。 

青砕石や揖斐青黒割栗石を検討。 

 乾いているときは青灰色、濡れると黒や青緑に変化します。


青みが強すぎ黄緑色の植物との相性がよくありませんでした。


和モダンの庭、挫折です。

 

そして、最終案は旧軽の山荘。

長野県北佐久郡の旧軽井沢地区。針葉樹の大木と、苔生した溶岩石にかこまれた木造の山荘。あの空気感を取り入れたいと思い作庭に勤しみました。

旧軽の別荘地区では地元産出の浅間石を外構に用いた御宅や施設が多く、山林に馴染むつくりの別荘や施設が多いのです。


当家は別荘と間違われるくらい小さな家なので、いっそ別荘風に…というわけです。


Cottage gardenが整いました。


植栽については次回に。



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最後までお読み頂きありがとうございます。m(_ _)m


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