西林寺からの帰り…近くの津万町にある大津神社⛩️に寄り道。ここは国道から鎮守の森が見えているので以前から気になってた所です。Google mapで見てみると車を停める場所がありそうなんで行ってみたニコニコ


鳥居の右側に車を置けるスペースあり。

両側に控え柱のある鳥居⛩️神仏混淆の名残だとか

又、石柱に"式内大津神社"とある

式内社とは平安時代中期 延長5(927)に編纂された

「延喜式神名帳」に登録されている全国3132社の式内社の一つ。少なくとも奈良時代くらいからは存在している由緒ある神社ですねニコニコ

起源はよくわかってないらしいけど、近くの氏神山の磐座から神霊が降臨した事に始まるという。

加古川がすぐ東に流れ、加古川水運の川港が作られていたといい、田んぼに水を供給する為の井堰も建設されたといいます。津というのは港があったという事….主祭神の大津乃命は水運の神様です。

綺麗な案内板がありました


副祭神として応神天皇(誉田別尊 ほむたわけのみこと) 母親の神功皇后(息長帯比売命 おきながたらしひめのみこと)が祀られている。

播磨国風土記によると、昔、託賀郡(たかぐん)…現在の多可町にて、応神天皇が山で狩りをされた際に、1頭の鹿が逃げ遅れ比々(ひひ)と鳴いた。その鳴き声を聴いた天皇は哀れに思い、鹿を射るのを止めさせ鹿を助けた。それ以来この山を比也野(ひやの)と呼ぶ様になったという話が載っている。比也野が訛って比延となり対岸の比延町の由来となった。


御神木の夫婦楠

鳥居の左手には池があり、神功皇后が応神天皇のおむつを洗った…という伝説もある。



本殿の左手に祀られているのは東照宮で、江戸時代の慶安元年(1648)に三代将軍徳川家光より朱印領12石が寄進された事に寄るものかと…本殿は万治3(1660)に再建。


本殿裏に広がる鎮守の森。すぐ横に旧国道175が走っているのに静粛な空間ですね


本殿右側には高良神社 ここに祀られている高良玉垂命 こうらたまたれのみこと が厄除けの神様なので毎年2月には厄除け大祭で賑わう。


参拝の後は、近くにある西脇大橋ラーメンで食事


甘いスープで有名な西脇ラーメン

西脇市は織物が盛んだったので織物工場で働く女工さんの為にスープを甘くしたとか… 昔からのお馴染みの味で美味かったニコニコ