鎌倉山から小天井・大天井方面に降りていると、登山道に石仏がたくさん現れます。緑の中の佇まいが美しいので、石仏の写真だけを集めてみた。


山頂にある法起大菩薩

法起大菩薩とは聞き慣れない仏様やなぁと調べてみた。

法起大菩薩

今から千三百年程昔、修験道の開祖、役小角(えんのおずね)が金剛山中で厳しい修行中に出現し教えを説いたとされる。その時のお姿を仏像にし金剛山頂の転法輪寺に安置されました。お姿は、五眼六臂(眼が5つ.腕が6本)で忿怒の形相をされており、左手に鍬・弓・鋤を持ち、右手に蓮華・矢・五鈷杵を持たれています。鋤・鍬を持たれている事から農業の神とされる。明治の廃仏毀釈で破壊されたが首と体内仏だけをなんとか麓の寺に隠した。今はお姿も復元されいつでも拝観出来るらしいびっくりマーク金剛山に行く時は絶対拝観しないとねぇびっくりマーク 秋ぐらいに行きたいなぁ

楽しみ😊

なかなかのイケメン❗️



孔雀明王

密教の明王。
元来は毒蛇をたべる孔雀が神格化されたヒンズー教の神。仏教ではすべての災厄をのぞくとされる。明王としてはめずらしく忿怒(ふんぬ)相をとらず菩薩(ぼさつ)の顔をもち,ふつうは孔雀にのる。日本には飛鳥(あすか)時代につたわり,役小角(えんの-おづぬ)も信仰したという。高野山金剛峰寺の彫像,京都醍醐(だいご)寺などの画像が有名。


大日如来

大日とは「大いなる日輪」という意味。太陽を司る毘盧舎那如来(びるしゃなにょらい)がさらに進化した仏です。密教では大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのものを指します。また、すべての命あるものは大日如来から生まれたとされ、釈迦如来も含めて他の仏は大日如来の化身と考えられています。


釈迦如来

実在の人物で、仏教の開祖に当たる方です。釈迦族の王子ゴータマ・シッダールタが悟りを得て釈迦如来になりました。初期の仏教ではお釈迦様の姿は描かれることなく、樹木や塔、法輪、足裏で表されていました。ですが、紀元1世紀からその姿が描かれるようになりました。


弥勒菩薩

とおい未来,慈しみにより生あるものすべてをすくうという菩薩。
釈迦(しゃか)入滅後56億7000万年ののち,兜率天(とそつてん)から地上にくだり釈迦にかわって衆生を救済する。天での修行中を弥勒菩薩,未来仏としては弥勒如来(弥勒仏)と称する。日本には飛鳥(あすか)時代に伝来,平安時代には弥勒浄土信仰がさかんとなり,修験道にもとりいれられた。京都広隆寺の半跏(はんか)思惟像が有名。



普賢菩薩

仏の悟り,瞑想,修行を象徴する菩薩。
仏の教化や衆生済度(しゅじょうさいど)をたすけるとされる。文殊(もんじゅ)菩薩とともに諸菩薩の上位にあって釈迦如来(しゃかにょらい)の右脇侍(きょうじ)。白象にのった姿であらわされる。華厳(けごん)経や法華経などに登場。東京国立博物館蔵の画像,大倉文化財団蔵の彫像が有名。



少し見にくいが不動明王


大日如来の化身として,すべての悪と煩悩をおさえしずめ,生あるものをすくう。忿怒(ふんぬ)相で,右手に悪をたちきる剣を,左手に救済の索をもち,ふつう火炎を背負う。日本では平安時代初期からひろく信仰され,現在もつづいている。五大明王のひとつで,中央に位置する。不動尊ともいう。


祠にお参りしておしまい


登り口にあるお堂。ここで精進潔斎して山頂の行場まで登ったのかなぁと思う。