コミカンソウ(小蜜柑草)

 

学名:Phyllanthus urinaria L.

科名・属名:コミカンソウ科・コミカンソウ属

英語名:chamber bitter

花期:7~10月

分布:本州、四国、九州、沖縄

撮影場所:芦屋市呉川町

撮影日:2024年8月21日

*山道は誰にも会はず残暑かな  康

 

1年草。雌雄同株。主茎は直立し、長さ8.5〜63cmで無毛または小剛毛があり、小枝は長さ2〜9.5cmで小剛毛がある。普通葉は互生し、小枝あたり10〜39枚ある。托葉は披針形で、長さ1.5〜2mm、幅約0.2mmで、先端は鋭尖形となる。葉柄は長さ0.1〜0.2mmである。葉身は楕円形で、長さ0.7〜1.8cm、幅0.3〜0.7cmで、全縁、無毛で、先端は鈍形、基部も鈍形である。花序は小集散花序で、普通葉に腋生する。雄花雌花とも花弁はない。雄花は花序あたり0〜3個で、花柄は長さ約0.3mmである。雌花は花序あたり0〜1個で、ほぼ無柄。

 

眠る子の足裏見えて地蔵盆  井上弘美