ヤブマオ(藪麻苧)

 

学名:Boehmeria japonica var. longispica

科名・属名:イラクサ科・ヤブマオ属

英語名:

花期:8~10月

分布:北海道、本州、四国、九州

撮影場所:芦屋市城山

撮影日:2024年8月13日

 

多年草。茎は叢生し、高さ1m内外。短毛を密布する。葉は茎に対生し卵円形、先は尾状となり、基部は円形または浅心形、縁は下は鋸歯で上に向かって次第に大きな鋭鋸歯となり、長さ12〜19cm、両面に短毛がかなりあり、質はやや厚い。葉柄は葉身より少し短い。下部には雄花序を上部には雌花序をだす。生育のよいものでは円錐花序になるが多くは穂状である。雄花は球状に集り、4花被片と4雄しべがある。球状に集まった雌花の集りは接していることが多い。花被筒に包まれた雌花は倒卵形または広倒卵形、狭い翼があり、長さ1.5mm、全体に毛があるが上部のものが長い。花柱は長さ1.5mm。

 

新涼の浅間晴れんとして蒼し  長谷川かな女