ダイコンソウ(大根草)

 

学名:Geum japonicum

科名・属名:バラ科・ダイコンソウ属

英語名:Asian herb bennet

花期:6~8月

分布:北海道、本州、四国、九州

撮影場所:神戸市灘区六甲山町

撮影日:2024年7月27日

 

多年草。高さ50〜80cm。全体にやわらかな毛が密生する。根生葉は羽状複葉で、長さ10〜20cm。頂小葉がとくに大きく、側小葉は大小ふぞろい。ふちには鈍い鋸歯がある。茎葉は3裂する。花は黄色で直径1.5〜2cm。雄しべと雌しべは多数ある。花柱に関節があり、ここでねじれている。花のあと花柱はのび、関節から上は脱落し、先がカギ形に曲がったそう果になる。そう果の集まった集合果は直径約1.5cmの球形。

 

うす箋(がみ)に愁ひもつづり夏見舞  飯田蛇笏

 

*昨日に続いて今日も、昨日の記念碑台の駐車場で見つけた野草(ダイコンソウ)を載せることに・・・。六甲山の上には手つかずの自然が残っており、数歩歩くだけで、珍しい植物に出会うことができる。