カラスウリ(烏瓜)

 

学名:Trichosanthes cucumeroides

科名・属名:ウリ科・カラスウリ属

英語名:snake gourd

花期:8~9月

分布:本州、四国。九州

撮影場所:西宮市甲山町

撮影日:2024年6月22日

 

雌雄異株のつる性多年草で巻きひげでからみつく。葉は卵心形〜腎心形、縁に鋸歯があり、ふつう3〜5浅裂するが、ときに5深裂し、裏面に短毛を密生する。雄花序は長さ2〜10cm、苞は小さく2〜3mm、雌花は葉腋から出る。萼筒は長さ6cm。花冠裂片は広披針形〜長楕円形で、縁は糸状に分裂する。夕方から咲いて、花冠の細い裂片が伸び、朝には縮んでいる。液果は球形または長楕円形で長さ5〜7cm、熟すと赤くなる。食べられないウリなのが名前の由来。

 

母の亡き夜がきて烏瓜の花  大木あまり

 

*今日は、自然観察会が甲山森林公園で開催され、神呪寺を起点として仁川の地すべり資料館まで一周した。カラスウリは、その途中に・・・。