ノアサガオ(野朝顔)


学名:Ipomoea indica
科名・属名:ヒルガオ科・サツマイモ属
英語名:blue dawnflower
花期:6~10月
分布:南アメリカ、中央アメリカ原産
撮影場所:西宮市西波止町(香枦園浜)
撮影日:2024年6月17日

つる性多年草。紀伊半島以南の海岸や人里近くの道端、林縁に生える。茎は旺盛に伸びて10数mに。葉は長さ5〜15cm、3深裂するか、心形で先端が尖り、基部は心形。裏面には短い伏毛が密生し、表面は少ない。葉腋から散形花序を出し、1〜数個の花をつける。花序柄は葉柄より長く、花柄は短い。萼片には伏毛が多い。直径10cmほどのアサガオ形の花をつける。花は開花後しばらく青紫色で中心部は赤く着色し、午後から夕方にかけて花全体が淡紫紅色に変化する。アサガオに比べて花柄は短く、萼片が反り返らない。

日もすがら日輪くらし大南風  高浜虚子