キョウチクトウ(夾竹桃)

 

学名:Nerium oleander var. indicum

科名・属名:キョウチクトウ科・キョウチクトウ属

英語名:oleander

花期:4~5月

分布:インド原産、各地で植栽

撮影場所:芦屋市若葉町

撮影日:2024年6月16日

 

非耐寒性常緑小高木。公害に耐えるので街路樹として植栽されている。梅雨時から晩夏に、花序に芳香のあるモモ(桃)に似た小花を多数集めて咲かせる。花の咲き方は一重や八重、大輪、花色は白、赤、ピンクなどの園芸品種が多数育種されている。タケ(竹)に似た葉は、緑色で細長く光沢があり輪生に付く。民間療法として打撲への薬効が知られている反面、心臓発作や下痢、痙攣などを引き起こす毒性ある。

 

病人に夾竹桃の赤きこと  高浜虚子