チガヤ(茅萱)

 

学名:Imperata cyindrica

科名・属名:イネ科・チガヤ属

英語名:Cogongrass

花期:5~6月

分布:日本全土

撮影場所:芦屋市若葉町

撮影日:2024年5月13日

*海峡をつなぐ大橋花だいこん  康

 

多年草。耕地の周辺や田のあぜ、海岸の草原などに生育し、群生する。根茎は堅く白色、地中深く横走し、また、新しい匍匐根茎を伸ばしてその先端に越冬芽をつけ、越冬芽は地中にある。茎は高さ30〜60cm、少数の葉がつく。葉は長さ20〜40cm、やや堅く、緑赤褐色、下部は狭まり茎のようになる。葉鞘には普通毛があり、基部には古い枯れた葉鞘が残っている。葉に先立って茎を出し花穂をつける。花穂は湾曲し尾状、長さ10〜20cm。小穂は披針形、長さ4〜6mm、基盤に長さ8〜10mmの絹光沢のある白い毛が密生し、第1〜第2包穎は披針形。第1小花は不完全。

 

三日月のほのかに白し茅花の穂  正岡子規