チチコグサ(父子草)

 

学名:Euchiton japonicus

科名・属名:キク科・チチコグサ属

英語名:Japanese cudweed、father-and-child plant

花期:5~10月

分布:日本全土

撮影場所:西宮市戸崎町

撮影日:2024年5月2日

 

多年草。山野の道ばたや荒れ地に生える。高さ15〜30cm。匐枝を出して増える。根生葉は花期にも残り、長さ2.5〜10cmの線状披針形。表面は薄く綿毛が生え、裏面は綿毛が密生して白っぽい。茎葉は線形で少ない。頭花は茎の先に丸く集まり、花序の下に披針形の苞葉が放射状につく。総苞は長さ約5mmの鐘形。総苞片は暗紫褐色を帯びる。そう果の冠毛はばらばらになって落ちる。

 

たまさかに子と野に出れば父子草  轡田進

 

*今日は、4月から始まった県立美術館絵画教室(油絵)の野外写生会で、武庫川女子大学 甲子園会館(旧甲子園ホテル)を見学し、下調べのスケッチをした。チチコグサは、その敷地の中に。