ハナニラ(花韮)


学名:Ipheion uniflorum
科名・属名:ヒガンバナ科・ハナニラ属
英語名:spring starflower、spring star
花期:3~4月
分布:メキシコ~アルゼンチン原産、北海道、本州、四国、九州に帰化
撮影場所:芦屋市若葉町
撮影日:2024年3月7日

明治年間に花卉として導入された。戸外に植え放しでも旺盛に繁殖するため、各地で逸出して帰化状態にある。直径2cmほどの白色の鱗茎から10〜25cmのやや多肉質の線形葉を数枚出し、その間から数本の花茎を出す。花は直径約3cm、白色から淡紫色の6弁花で、花弁中央には紫色の筋が目立つ。花茎に一つ頂生する。全体にニラ臭がある。

夕東風にしたがふごとし発つ汽車も  宮津昭彦