チチコグサモドキ(父子草擬)


学名:Gamochaeta pensylvanica
科名・属名:キク科・チチコグサモドキ属
英語名:wandering cudweed、Manystem cudweed
花期:4~9月
分布:熱帯アメリカ原産、日本全土に帰化
撮影場所:芦屋市西蔵町
撮影日:2024年3月5日

1〜越年草。大正中期から昭和初期に渡来し、戦後急速に分布を広げた。高さ10〜30cm。全体に綿毛が多く、灰白色を帯びる。葉は長さ1.5〜4cm、幅約1cmのへら形で、先は丸くて短い突起がある。茎の上部の葉腋からでた枝に淡褐色の小さな頭花が数個ずつかたまってつく。総苞は長さ4〜5mmの卵形。そう果は楕円形。

啓蟄の雲にしたがふ一日かな  加藤楸邨