オニタビラコ(鬼田平子)

 

学名:Youngia japonica

科名・属名:キク科・オニタビラコ属

英語名:oriental false hawksbeard

花期:5~10月

分布:日本全土

撮影場所:芦屋市東山町

撮影日:2024年3月3日

 

1〜越年草。日本全土の道端や公園、庭のすみなどに生える。高さ0.2〜1m。全体にやわらかく、細かい毛がある。茎や葉を切ると白い乳液がでる。根生葉はロゼット状につき、長さ8〜25cm、幅1.7〜6cmで、頭大羽状に深裂する。頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は根生葉に比べ、先がとがる。茎の上部の葉は少なく、小型で少し褐紫色を帯びることが多い。茎の先に直径7〜8mmの黄色の頭花を散房状に多数つける。

 

天平のをとめぞ立てる雛かな  水原秋櫻子

 

*今日は上巳で、旧暦で祝日とされた五節供(人日(じんじつ)(=一月七日)、上巳(じょうし)(=三月三日)、端午(たんご)(=五月五日)、七夕(しちせき)(=七月七日)、重陽(ちょうよう)(=九月九日))のうちの一つ。