別宅の水槽に投入した熱帯魚は、本日初の死者が出てしまった。先日のネオンテトラではなく、数日前に導入したネオンドワーフグラミーのうち、別宅に迎え入れたときから具合の悪そうな個体が、帰宅した時点で死亡していた。
昨夜の段階で(魚だが)虫の息で、人工水草にもたれかかるように身を横たえて、微かに動く口とエラだけが、彼(または彼女)の生存を証明していた。
帰宅してネオンドワーフグラミーを確認すると、水槽の片隅で縦に沈んでいた。そこには生まれたてのレッドラムズホーンの稚貝たちが群がり、新鮮な魚の胴体を食べつつある。増えてきたレッドラムズホーンにより水槽内の苔は劇的に少なくなったせいで、レッドラムズホーンの食料が不足してきたのかもしれない。苔よりも魚のほうが栄養もありそうだが、曲がりなりにも鱗があるため、特に小さなレッドラムズホーンの口では鱗の下の魚肉までは到達できないのではあるまいか。
もう一方の死に直面していたはずのネオンテトラは、残念なのか幸福なのか、その姿を確認することはできなかった。水槽内を動き回るネオンテトラを目視で数える事は困難で、19匹にも20匹にも見える。先日の死相を感じさせるネオンテトラは、とても長生きできなさそうだったので、遺体は水槽のどこかに放置されながら、いずれレッドラムズホーンの食料として命の循環に役立つのかもしれない。
そんなネオンテトラだが、よく見ると個体ごとにガラの具合がけっこう異なる。特に矢印が示すネオンテトラは特徴的な青のラインが薄くなっており、それが胴体を周回しているため、さながら帯を巻いているようだ。したがってこのネオンテトラには、白帯という名を与えておいた。
爆増中のレッドラムズホーンの稚貝達は、本日のカウントでは20匹に達している。新たに生まれたレッドラムズホーンの中で、最大のものは3ミリ程度にまで成長している。1ミリ程度の個体もいくつかあり、きっと目視で確認できない小ささのレッドラムズホーンは、この水槽にさらに沢山潜んでいるに違いない。こちらの水槽に残っている生態のレッドラムズホーンは、水面近くに来たときに捕まえて、エンゼルフィッシュがいる旧水槽に出戻らせることにしよう。エンゼルフィッシュの水槽ならば、レッドラムズホーンが卵を水槽内壁に産んでも、エンゼルフィッシュがついばんでくれるはずだ。
水槽全景。コリドラス以外はハデな色味が多いため、白または黒の魚を入れたくなってきた。



