別宅のNゲージを将来的には立体交差化するための準備として、先日トミックスの橋脚を購入しておいた。
高架用のレールもあるらしいが、立体交差化を目指すと言っても具体的なレイアウトを実現するにはレールの追加購入が必要なので、まずは橋脚のみを準備。登りと下り用で各10個の橋脚があり、徐々に高さを変化させて行くらしい。
レールと橋脚の取り付けについて、前回試せなかったカーブ部分は、当然特に問題なくできてしまった。レールを受ける橋脚側はレールを挟みこむ構造になっていて、レールの端部から位置を合わせて滑りこませるか、任意の場所で上から押し込むかの2択で取り付けられる。万が一のことを考えれば、前者の取り付け方法が無難なようだ。
元々のとりあえずの橋脚として作成したのは、発泡スチロールの端材で適当に高さを調整したものたち。気にしたことと言えばレールの接合部分を支えるくらいなもので、勾配はかなりの急坂になってしまった。
トミックスの橋脚を任意の間隔で設置。Nゲージのレールを設置している桐の集成材出てきた板の床に歪みが発生しているせいか、いくつかの橋脚は宙に浮いたりしていたが、ひとまず20個全て設置完了。橋脚の高さは最大でも50〜60ミリで、発泡スチロールの橋脚と比べれば、見た目も勾配もかなりそれらしくなったのは、さすがメーカー純正と言うべきか。
等間隔ではないものの、それなりに並べた橋脚によって、現状のレイアウトでは全体の半分が登り、または下りとなってしまった。これだけの距離があれば、登坂時の車輌も無理して走っているようにはみえなかった。
気になる事は、橋脚とレールの取り付けがそれほど強力に固定されている感触がないこと。ちょっとしたことですぐにはずれてしまうので、今後のレール増設などを考えると少し面倒なことになる場面も増えそうだ。