「イーサンは毎回毎回帰りたくないって言ってるけどよ、お前何かしたか?」

「…」

黙りだ、サンザは次の一言でグサリと言う

「これはあるな?」

「ああ、そうだよ」

過去にイーサンは貿易のことしか考えておらず

家庭のことはほとんど、放ったらかしで

妻から愛想つかされ「アンタという人は最低な人だね。クズかよ。子供の面倒、家の掃除もしない!

出ていけ!そんなに仕事をしたいなら」

その他お金の管理等厳しく、お小遣いも少ない

29000ナソン。これでは暮らしていくにしても

無理があると、わかったアスミストムは

追加で600000ナソンを支給してる。

ありがたいことだが、今まで家のことをしなかった

自分に腹たっても仕方ない自業自得と思ってる。

今日という日は久しぶりに帰ってこれた

妻に謝ろう。

このことをサンザに話したら

「いやぁ、それは両者成敗かな?それではないな

半分はイーサンもう半分は奥さんだね。」

サンザは頭をかいた。

「そう言ってくれるのは嬉しいけど、サンザお前にはそうなって欲しくないね。苦労して結婚したから、奥さんと幸せにな」

サンザは元奴隷人。奥さんは上流貴族のお嬢様


過去

悪辣なことを言う商人と

鞭を持つ兵がいる幽閉された、オンボロな建物に表向きでは囚人として牢屋にいた。1回目のオープン回で高値がついて貴族に買われた。サンザの場合、ある貴族の家で大きな石臼をひくのが日課。仕事が終われば毎日鞭打ちの刑生きる意味を失う日々、それでも希望を抱いていた。使い物にならなかったら

また売り出される。サンザがいた場所は

ベイゾという移民族がたくさんいて、その裏では

衛生面が悪く、人種差別が綻びてた。

食を欲しがる人、煌びやかに生きてる人

サンザは嫌という程目にしてきた。

「俺は、自由になりたい!欲しいものを手にしたい!」そう呟いただけでも奴隷商人からぶたれる。

「黙ってろ!」

希望は捨てたらおしまい、必ず俺たちを助けに来る人がいる。

何度目かのオープン回で、古株の俺は

上流貴族 プレセェント家に入ることに決まった

値打ちは……口にしたくないほどだった。

こんなの人間が諸行ではない。


オープン回終了後、俺たちの敵が騒ぎ出す

奴隷商人の奴らの整理券売場にて

「大変だ!ビブ、こ、こ、こ、」

「こ、こ、こ、ってなんだよちゃんと言えニブル」

「コルク貿易商とバザカム皇帝が来やした!」

「おいおい、撤退する準備をしておけ。表は俺がする。」

俺が選ばれた働き場所の馬車に乗ろうとしたら

初めてお目にかかる、バザカム皇帝とコルク貿易商の人達……俺もコルク貿易商で働きたいこんなの嫌だ。

「会場にいるものたちよ、皆もの動くな!陛下とコルク貿易商のリーダー、アスミストムの書状がここにある!不当な人間扱いをしたものは解放する。

奴隷商人と金を払ったものを引っ捕えろ!」

悪人顔をした男と皇帝の側近が声を合わせて

会場にいた人たちを留まらせた。

目の前でもっと聞きたかった、あの人たちが輝いて見えるのは俺だけか?一歩遅かったが

また、薄汚れた仕事とオンボロな服、少ないご飯

苦痛しかない。

「サンザ・ウスロン。君は今日からこの部屋の掃除と倉庫の掃除をよろしく頼むよ。埃一つ残してはならぬ、よいな?」

「はい、プレセェント伯爵様」

父親の後ろにいた、可憐な娘が僕の目を見た。

父親は有名な金融機関の頭取だ。

なんとも言えない感情。

でも、可憐な娘が俺に優しくしてくれて

半年後にコルク貿易商とバザカム皇帝との話し合いがあり。父親と母親が捕まり、お金は2人分は凍結。娘のは情状酌量の余地があるとして、半分のお金は減給、残りのお金は

奴隷人達に支払うようにと、コルク貿易商お頭

アスミストムというものがやってきた。

その娘は直ぐに返答し、直ぐに支給されたが

サンザはどこにゆくあてもない。

「アスミストムさん、俺を仲間にしてください!何でもやります。」

端正な顔立ちをした男は

「お前は何が得意?」と言った。

「計算や力仕事は得意です。」

悪人面をした男が

「お頭、丁度俺らに欲しい人材が現れましたなあ。

こいつはかっこいいぞ」

かっこいい?意味が違う。

「あの、悪人面の方……かっこいいの意味が違うような気がします。」

「はぁ、おめぇはわかっていないようだ。そのような姿、傷、生き様がかっこいいんだよ。つうか、悪人面じゃねぇ、イーサンだ。ついてくるのか、ついてこないのか?」

人生の選択肢。もう、戻らない。

「ついて行きます!」「なら、いいだろう。名前は?」

「サンザ・ウスロンです。」

お頭は何一つ顔色を変えずに

「ついてこい、お前の新しい人生の始まりだ」

ただし、サンザにとっては置いておけない人がいた。たった一人、奴隷人を優しくしてくれた娘とは密かな恋人関係。

「エリザベス……」

「気にしないで。いって、あなたの本領発揮する仕事が目の前にあるから。しかも、近いうちに会えるよ」

後々、その娘と再会し色んな困難を乗り越えて、

今年の初めに結婚したのであった。


現在

「あ、お頭。皇帝の面会後、オッサンの所へ戻らないと煙臭いのがありまっせ。」

イーサンはしかめっ面をして、思い出したくないものを思い出す。

「オヤジのところは、わかってるよ。暇を持て余しているとおもうから、料理を振る舞わないとな。ケッツアオベは料理得意だろ?」

新人のケッツアオベは小声で答える

馬の方は大丈夫、大丈夫とブルブルという。

「そうです……」

「聞こえねぇよ!」

「イーサン!」

「なんだよ、サンザは今回の交渉に出さなかったケオベを庇う気か?サンザ」

話の角度がズレる

「そんなのは関係ない。見習いのうちだ、いずれにしろ交渉の場に出れるよ。ケオベが作る料理は、レストランのシェフが作る味に勝ることないくらい美味しい。」

サンザは最大にケッツアオベを褒める

渾名はケオベというが、まあなにせ、

とても言い難い名前だから。

「サンザさん。僕、嬉しいです」

「お前は、昔の俺に似てるな」

ケッツアオベは昔のサンザのことを知らない世代でもある為、いつかは話さなければなと。

「えっ、サンザさん?」

「ケッツアオベ、オヤジの家に帰ったらゆっくりと話そうか。」

アスミストムはバザカム皇帝とのやり取りを思い出し考えにふける。

ー他の地域でも、まだやってるところあるだろうな

バザカム。お前の力が必要になってくる。バザカム皇帝の権力は、威張って力にひれ伏せる悪行はしない。民に寄り添う。それが余のやるべき事だ

俺は平等な貿易を盛んにし、貧しい人たちに

食が行き渡るようにする。バザカム皇帝とあったら

四つの国の貿易に関する情報を、提供、次に向けて

話そうー

「アスミストムお頭さん、好きな人いますか?」

ケッツアオベはなんの意味なしに話す

イーサンは古株として叱る

「馬鹿野郎、お頭に好きな人いねぇよ。アスミストムお頭にそんな話をするんじゃねぇ。」

「イーサン、良いのではないか。ケオベは年頃の男の子だ、恋バナもしたいはず。」

「だけど、お頭ぁ酒場の出来事忘れていませんよな?女子から、キャーキャー言われて大変な目にあわれたことを。」

アスミストムの一言で場は凍てつく。

「忘れていない。寧ろ、あの手紙で酒場に泊まりたく無くなった。これからは宿屋でいい。」

あの手紙というのは、アスミストム達が「シュア」という行きつけの酒場でアスミストムのことが大好きで、自分本位にアスミストムの気持ちを組まずに

大量の手紙がきた事件。それくらい美形だ。

アスミストムが好む人は、物事に熱心に打ち込み

ポジティブに行動する人。仕事柄上、落ち込んでいたらいい話が逃げてしまうからだ。

「宮廷が見えてきた、気を引き締めて。おそらく、エーツとの貿易航路の開拓に失敗しているはずだ」

これからはアスミストム一同「コルク貿易商」の力を発揮するときだ。

ーーー

編集後記

本編に出てきた・出てくる話をあげます

(繋がります)

サンザ・ウスロンの過去〜結婚するまでの道のり


後に出てくる子の話。(名前はもうちょいしたら

わかります。)

後に出てくる話は書く時、楽しくて

思わずワクワクします「あぁ、ここはこうして、ここは違うね。それは、想像力を発揮させて。」と考えながら書いてます。どういった子なのかは

お話を上げてからです♡


サンザの過去〜結婚する道のりを書く時は

なかなか精神的にキツイです(;;)純愛で切ない。

本来であれば、脳内では言ってはいけない言葉まで

言っているのですが…引っかかったら元も子もないので、控えめに書いています。後の文は読者様の想像力でお願いしますm(_ _)m

絶対に人前では言ってはいけません⚠️🚨 

これは、想像上で書いたお話です

嫌な方は回れ右で宜しくお願いします。


次回は後に出てくる子の出生から成長までのお話です。大体4~5話予定で、サンザのは後日4話あげます

アスミストム「あの、くまこさん?」

私「はい?」

アスミストム「俺を忘れないでください。放っておかれるのは、困ります。あまり、寄り道しないでよ?」

私「きょ、極力そうします( ̄▽ ̄;)」

イーサン「忘れたら、拳骨だからな!」

アスミストム「レディの前で言わない、イーサン。異国の王子とメイドのこともあるでしょう?」

私「はいそうです( ̄▽ ̄;)」

アスミストム「無理するなよ」

と脳内でこのような話が行き交ってる。

次の執筆だぁぁぁ(^^;)=͟͟͞͞ ( ˙꒳​˙)イソゲ