先輩、好きですっ!ってどこかの少女漫画
みたいに言ってみたい。
生きてるうちに1回でも。
自販機の前で飲み物を買おうとしたら
後ろから人の声が聞こえてきた
ん?あれは……
ハナちゃんと先輩が
会議室から出てきた。
なんだろう、この感じ
嫌な気分になる。
「ラファエル社長のご要望に、なんとしてでも答えなくてはいけません。」
「気難しい人だから、そう簡単にOKサインだしてくれないよ。多分……」
「先輩なら、分かる!」
「ハンナちゃん、そこはできる、大丈夫って言わないとw」
「すみません。」
……楽しそうだね。
ハナちゃんは
ハーフだけど、本人曰く
両親の仕事の都合上
海外生活が長かったため
日本語は話せるが、どこかおかしい点があるから
今も、熱心に語学勉強してる。
記憶の片隅に、思い浮かぶ
唇の形。
酔ってて覚えてない。
「あーーも!」
「詩穏、お疲れ様」
「お疲れ様なによりも、今後が心配。」
「今後って?レモンティーでも飲んで。」
「ありがとう、お金は後で返すよ。」
「いいよいいよ、気にしないで。」
「お言葉に甘えて。さっき、ラファエル社長が来たじゃん。」
「うん。」
「ホテル・プレリュードは老朽化と財政難で一時的に取り壊す話がでてきて、ラファエル社長はこれに関してカンカンに怒った。他のデザイナー会社にお願いしたみたいけど、たらい回しにされてうちの会社が最後の頼みの綱ということをハッチから聞いた。取り壊されるのは嫌なのは分かる。でもよ、人命が関わってくるから…予算も限られて……現地にいかないと思いつかない。」
「詩穏とハナちゃん、先輩が呼び出されたのはそれだったのね。」
「そーだよ。しかも、予算が……」
「えっ?それは、うちらに言うものでは無いよね!?建設側に言う金額だよ。」
「多額としても足りないわよ。」
「うちらの知恵を絞らないと」
「のりこ、ラファエル社長が満足できるようなデザインにしないとね。」
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終業時間。
「お疲れ様でした」
「お疲れ、ハナちゃん。語学勉強頑張ってね。」
「うん!」
「お疲れ様、御法川。」
「先輩!今日は早いですね。」
「うん、明日が朝番だから早く帰ろうと思って。ねぇ、御法川」
「はい」
「一緒に飲みに行かない?」
先輩からの突然のお誘い!?
い、行くと言いたいがっ
八谷課長から
「御法川 のりこぉー!今日中にホテル・プレリュードについて調べてこいっ!💢💢💢💢」
って言われたし。
あわあわ、どっちを優先したらいいの?
えーっと……
「まーくん先輩」
「ハナちゃん??、先に帰ってなかったの?」
「うん、道が分からなくなりました。」
「ハナちゃん、確か○○交差点は工事中だったよね?」
「うん、そうです。」
「ハナちゃん家は○○交差点付近だったよね?おれ
帰り道によくあの付近を通るから、近道教えてあげる。」
「ありがとう🥺まーくん先輩」
ハナちゃんに注意しなくては……
いくらなんでも課長、野放ししすぎ!
「いいよいいよ。☺️御法川、ごめんな。また今度誘うから。」
「はい。」
「のりこ〜|´-`)チラッ」
「ヒッ……詩穏?!もぉ〜驚かさないでよ。」
「やっぱり、先輩のことが好きなんでしょ?」
「うるさい。ねぇ、詩穏」
「何?」
「ハンナちゃんのこと、どう思う?」
「いきなりなによwそりゃ、うちにいてくれなきゃ困る存在だね。まさか、言葉遣いがおかしいと言いたいの?」
「……」
「あたりだね。私も気になるよ、もう少し気長に見たら?まだ日本に帰ってきてたったの5ヶ月よ?」
「たったの5ヶ月??もう、注意しないと。はっきり言って、ラファエル社長の通訳さえ危うかったんだから」
「のりこ、今日は早く帰り?おかしいよ。」
「私は、課長から言われたことをやる。今日中までにと。」
「あっそ、私の忠告より課長が言われたことをやるんだ。ふーん。家でも調べることは可能なのにね。体壊しても、知らないからね。」
「詩穏!」
「仕事中毒の のりこ。あなた、先月もそうやって私の忠告を聞かずに体を壊したでしょ?違う?」
「違わない……」
「のりこ……仕事熱心なのはいいけど、まだあのことを一人で抱え込んで対応しようとしてる。のりこは悪くないんだよ?」
「……」
のりこの人生を狂わせたアイツらは許さない。
サンストレとレジデンス
のりこはこの後黙り込み
私にはじゃあねと言って帰った。
冷たく言いすぎた。
私も帰ろう。
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詩穏side
「お腹空いた〜」
「よっ。」
「何?あっち行って。」
この人が''荒くれ者のジャガー''
髪の色は毛先だけ染めてる
右は水色、左はモスグリーン色に染めてる。
「私、言ったでしょ?あんたみたいな人達は大っ嫌いだから。」
「はぁ……何度言えばわかるんだ?今日の朝、サンストレのやつがお前のことを尾行してたんだぞ。」
「ほっといてよ。私は、追われる筋合いない。」
「いや、お前は何かを隠してる。それも重大なことを。」
コイツと会ったのはもうあの事件から以降
ついてきて、とにかく鬱陶しい。
でも、重大なことを隠してるのはあってる…
「……当たり。でも、会社の約束として守秘義務があるの。だから言えない。」
「守秘義務って何?」
コイツ、バカだ。
「言ってはいけないという絶対に約束がある。それが守秘義務。それより、あんたの名前何?」
「郡治 譲司。譲ると司と書いて、じょうじって言う。俺らの仲間は、ジャガーかジョーって呼んでる。おめぇもそう呼べ。」
「はぁーー!?嫌だね。あんたに教えるものか。」
「釣れない女だね〜俺は女が大っ嫌い」
「嫌いなら、なぜ私にくつっいてくるの?」
「無防備」
「私が?そんなわけないでしょw」
「あるんだよ、女って無防備してるわけないと言う奴ばかりに、隙がある。お前もそのひとりだ、安西 詩穏。」
「私の名前を……なんで知ってるの?!」
「週刊 サンストレの今週号のやつに、お前の名前が載ってたよ」
「サンストレ💢」
イライライライラ💢💢💢💢💢💢💢する!
「気安く私の名前を呼ばないで!」
「あっそ、じゃ、呼ばない。その代わりにお前のことを……ペルシャ猫って呼ぼうか。お前、猫っぽい。」
あー、イライラする、
ペルシャ猫って昔呼ばれたあだ名のひとつ。
「安西。」
「やだ、だせぇ。」
「郡治さん、さっきから失礼なことを言って!」
「なんだと?」
「相手を敬うということを知らないの?」
「知らねぇよ、そんなの。」
郡治さんの顔
今、悲しげな表情をしたよね?
ムカつくのに、寄り添いたくなる。
「わかったよ……安西……さん」
「それでよし。」
「ジョー兄貴!」
「どうした!ペリカン。」
「ススが!諸(もろ)の奴らに絡まれてます。」
モヒカン刈りのヤンキー
郡治さんの子分だと思われる人がこっちへ向かってくる。
「ジョー兄貴、この人は?」
「護衛しなくてはいけないひと。名前は知らねぇよ、俺は単にストーカーするやつを倒すまで見張ってるだけだ。」
「ジョー兄貴かっこいっすね。」
「バーロー、ススを助けに行くぞ。」
気持ちが悪い。
名前を教えてくれたくせに
子分には教えないってどいう神経のつもり?
「悪ぃ、今日は護衛出来ない。」
「しなくて結構です!」
とんでもない俺様に会ってしまった。
何よ、郡治 譲司という人は!
俺様・傲慢・荒れてる!
荒くれ者のジャガーって言われる意味がわかる。
あーあー、缶ビール一本帰ったら飲もうっ!
あいつを思い出しただけでムカムカする
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「おじさん〜」
「のりこちゃん、帰るんじゃなかったの?」
「おじさん、上司がうるさいんですぅ〜」
仕事の効率をあげるために
一杯飲んでる。
「だぁってぇ〜ホテル・プレリュードを担当するそとになったんですぅ…」
ガシャン
皿1枚落としてしまった。
「の、の、のりこちゃん??それってほ、ほ、本当か?」
「ほんと〜」
「ういっす。」
何か話してるな?
「ホテル・プレリュードを担当することになったんですぅ〜」
「おじさん」
「おお、いらっしゃい。いつものかね?」
「うん、追加で枝豆を。」
「あいよ!」
「んむぅ?あ〜この前の人だぁ〜」
「こんばんは、御法川先生。」
「あんたの唇の形いいねぇ〜」
「のりこちゃん??大丈夫か?」
またガラガラと戸を開ける音が聞こえた。
「へい、いらっしゃい!えぇ?こ、これは、レジェンドデザイナー……大野智先生では」
「カウンター席でいい?」
「も、もちろんですよ💦💦💦」
「ホテル・プレリュードのどこがいいのぉ?」
「ほぉ、そいうことか。」
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編集後記
また何かをやらかすつもり!?
居酒屋で新人候補の(.°_°)💛と
レジェンドデザイナー(´・∀・`)💙
がご来店。
のりこちゃん気づいてー😱😱😱
今日はやけに眠たいw
それでは(*>∀<)ノ))またねー