「ばか」


ばか、ばか、ばか。



なぁんで、私じゃないんだよォ


最初はあんなにも好きって言ってたのにぃ〜


バーカ、津村のやつ。


最っ悪な1日



朝は寝坊、昼には仕事のミス連発。

夜には今や元彼の津村と別れたばっかり。



今日はお酒でも飲んで



忘れてしまえ!





「おじさーん!ハイボール!!!」



居酒屋のおじさんはまるで

近所に住んでるおじさんのように優しい人




「こらっ !のりこ。もう飲んではダメって!何杯目なんだい?もう、5杯目よ!」



「だぁってぇ、今日、一日悪いことばかりおきぃたぁんだぁもぉーん。朝はぁ〜ねぼぉ〜昼は仕事のミス連発ぅ〜さっき彼氏とわぁかれぇたァ〜」



「ああ、あいつか。良くないことしてたのを見かけたぞ。」



「よぉくなぁいことぉってえ?もぉ、つぅむぅらぁ〜とは、かんけぇ〜ないよぉ〜」



「浮気してたよ。津村っていうお前の元カレにはもう2人の女がついてたぞ、別れて正解だったな」




「津村のバカ〜(T^T)男運がなーーーーーーい!」



「んまぁ、そいう日もあるな。」



「おじさん!もうすぐで私アラサーよぉ、友達はけぇっこぉんじでぇるぅ〜どォしよォ〜」



「人は人、自分は自分。見切りをつけないと痛い目に遭うぜ?」



「うるざーぃ。おじさんのバカ〜」



「なんで、俺なんだよ!とにかくのりこちゃん、お酒はダメ!おかわりは今日はなし!」



「おじさん〜おねがぁい〜ハイボールもぅ、一杯ちょうだい〜それプラス焼き鳥もぉ!」



「仕方ないな〜こんな時間帯にお客さんいないからな。いつもなら、かずが来てるだけど…仕事かな?」



「かぁずぅ〜って〜だぁ〜れぇ?」



「のりこちゃん、呂律が回ってないな。常連だよ。男前なお客さんだ。」




「イケメン!?ぁあぃいたぁい〜」



誰か、のりこを引き取って。

俺では収拾が付かない!



「ちわっす。」



「おぉ!遅かったじゃないか。どうしたんだ?かず」


「いやぁ、参った参った。女の子から告白の連続で、仕事にも支障きたす程で全部断った。オマケにさ飲み会まであったから、それも断った。」



「ははぁっ!モテるねえ〜かず。」



「困りますって。この人は?」



「常連さん。ま、一言で言えば悲惨な一日を送った人。」



「名前は?」



「みぃのぉりぃがぁわぁ〜のぉりぃこぉ〜」



「は?おじさん今なんて言ったっすか?」



「おじさん〜焼き鳥ぃーまぁだ〜?」

「まだだ!この人は御法川 のりこ。有名なデザイナーだよ。」



「あのっ!超有名な宿のデザイナー!?一時期雑誌のインタビュー記事に出まくってた、あの御法川 のりこ!?なぜ!?」



「彼女はここが唯一無二の安らぐ場所だと、前に言ってたな。」




「ふーん。」



「なぁんで、なぁんで、私じゃないんだよォ〜」



「おじさん、ビール1つ、つまみとアスパラ巻きを」


「あいよ、焼き鳥はいいかね?」



「それは、後で」



「承知した!」



「なぁんで、なぁんで、私じゃないんだよォ!んもぉー!酔いつぶれて忘れてやる!




「のりこちゃん!」



「御法川さん」



「ふぇ?どっかの記者ですか?今ぜぇんめん的にお断りしてまーす。」



「違うんです、俺は御法川先生のファンです。」



「そりゃーありがとぉ〜こぉーんな私にファンがぁいたなん……まだまだ私は未熟だ。男運がない……(。゚っ´Д`゚)。っウエーン」




「っせェな。おじさん、どうにかして」



「こっちのセリフだ!今忙しいから相手にできない!」



「好きな人と……手を繋ぎたい……手を繋いだこと……一度もない……」



「え?のりこちゃん、津村のやつと手を繋いだことない!?」



「そぉーだよォ〜おじさん。津村はぁ、潔癖で私の手を握ることさえ嫌がってた。」



「ヤツめ、のりこちゃん、以外の子と手を繋いでたのか!」




「つぅむぅらぁ〜のぉ〜ばぁーかぁ!!!!!!」



「相当怒ってるスっね。」



「そりゃそうだよ、のりこちゃんにとっては初めてお付き合いした人なんだからさ。」



「ふーん。」



俺、見つけちゃった。

キレイなオンナを育てる人見つけた。



御法川 のりこ 28歳か。




「おまち。のりこちゃんこれでラストオーダーだよ。」


「えーん( ; ; )」



ハイボールのレモン色と2杯目の琥珀色があり

どちらも氷が溶けてゆく。



「ほれ、かず。」



「あざっす。……うんめぇ。おじさんが作った焼き鳥が一番だ。」



「今日の品物は質が良かったから上等なものができた。」



居酒屋特有の煙臭い匂いと



お酒の匂いが混じり複雑な気持ちが蘇る。



「私……一生……好きな人……できないのかな」



「できるよ。」



「なによ!私の事を何も知らないくせにして!」



「確かに、俺はあなたの事を知らない。でもどこかで会ってる。そして、思いを馳せてる。」




「ふぇ?」



「御法川先生、もう飲むのはやめましょうか。」




「はぁーーーい。」



思い出した。



重要な取引きで御法川先生とあったことがあった。



安易に近づくことが出来ない女。

隙を見せない。



でも、お酒を飲んだらこれか。


フッw




どうやって、可愛がろうかな?


あとが楽しみだ。



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編集後記



後編に続きます!

あと残るのは3人💙❤️💚

ニノ、何を考えてるのかな??

のりこちゃんを何する気?



ただいま絶賛 妖蝶を下書き中です。…φ(・ω・*)

今ですね、超ドロドロなシーン前です。

自分でも書いてていうのもなんですけど

杉原会長、とてもムカつく人です(^^;


急遽 妖蝶全話 裏にしました。

表で読んでた方

すみません。


変わりに表であげれるようなお話を考えてます

HEART BEAT !と+梅雨と晴れ空+もう1作を。



お知らせです。


明日から12月24日までアメンバー募集をします。

お気軽にどうぞ♪