「なぁ、風間。双子座の守護神ジェミニのことわかるか?」
「さっぱりわかんねぇ。ただ、一つだけ言えるなら強力な術を持ってるという、記述されてる資料があった。」
ブーブーブーブー🚨
「はぁ……またか。これで50回目。お前の鍵、異常反応出すぎて、装置が壊れそうで怖い。」
風間が触ってる機械は
守護神の鍵を修復、守護神の傷を癒す機能を持ってる機械。
アストレア、ハデスは昏睡状態になったまま。
ペルセポネは軽傷ですんだが、
次にこのような事態になった時は
契約終了は免れないと風間が言ってた。
「梢ちゃん、鍵の状態は?」
「まだ……僅かですが、鍵のひび割れは治りかけてます。」
バリンっ!
「壊れた!」
風間は一生懸命ボタンを押すが
片方はダメになった。
後ろで
ハッチが開く音が聞こえ、
ハデスは傷口を抑えながら出てきた。
「はぁはぁ……ジェミニについては私がお話いたします」
「ハデス!おい、無茶すんな!」
「大丈夫です……ご心配なく……」
「傷口がもっと開くじゃないか!」
「潤殿はご自分のことを……」
「梢ちゃん!簡易式マットレスを持ってきて」
「はい!風間さん、この子を頼みます」
「俺!?」
梢は急いで簡易式マットレスを持ってきて
ゆっくりハデスを寝かせた。
「ながーいー!」
「いたたたっ!ミニー、いけません!私の髪を引っ張るなんて!」
「ちょっ、ジェミーくんハデスの髪を離しなさい!」
「( ˘•૩•˘ ).。oஇ ぶぅ」
「ふぅ、さてなぜジェミニは青年になったのか、気になっておるな?」
「うん、ルシファーのやつが言ってた。」
「単刀直入で言います。とても危険な12星座の鍵だからです。」
「危険な鍵?」
「はい、あの時ルシファーの封印するために
卑劣な戦いがあり、いくつもの守護神の鍵が壊れ
亡くなったものも多数おり、ゼウスからの命令で
12星座の上級、神々の上級を集め黄泉の門に封じ込めるという作戦があり、沢山の戦力が必要です。
それにはジェミニ、アストレア は必須です。
ジェミニは、月の光、太陽の光、星欠片をゼウスから力を授かり、強力な力がでて無敵になる。
ジェミニ自身もよく分からないと言うほど
青年だったり幼子だったりする。私の見解は
ゼウスの力が無ければ、ずっと幼子のまま。
ただ、持ち主と契約するとなれば持ち主に合わせた性格になると言う。過去に荒れた者が所有者になった時は暴走した。だから、暴走のジェミニと名がついた。」
「なるほど、ハデスはジェミニが大人になるという姿を見たことあるか?」
「1度たりとも見たことあません。恐らく、今回の事件と同様に再びなるか、なにかのきっかけで大人になる……今は幼子のまま。」
ぶにぃー
「痛い!ジェミー離せ!ほっぺたを引っ張るな!つまむな!」
「コラコラ。ハデスさんが痛がってるよ?」
「(●`・3・)ぶぅ~おねーたんのばーか」
「ジェミー!なんてことを言うのよ!」
「(σ-`д・´)ベェェ」
「残る謎はベリアル……」
「うっす、ちょっと仕事してこよう〜」
「風間!」
「なーに、アストレアの鍵を調べてくるだけだ。」
風間は何もベリアルについて説明せずに
仕事に向かった。
ハデスは傷口が酷く、安静するために眠りについた。
気まずい雰囲気
「風間のバカ。私がどれだけ怖い思いして話したくないのか、わかってるくせに。」
「ニノがベリアルに乗っ取られた時のこと、教えてくれないかな?嫌だったら、無理しなくていいから。」
梢は暗い顔をして俯き
話したがらなかった。
「「おろしてーー!」」
ジェミー、ミニーはいっせいに言って
ふたつの小さな鍵をだしてきた。
「これは?」
「ジェミーの鍵!記憶!」
「ミニーの鍵!映す!」
「モニターの役割か。」
「見る?」
「見る?」
「見たい。」
「……見たいわ。お願い、ジェミニ。」
「やったーーー!ジェミー、一緒に開けよう!」
「うん!ミニー開けよう!」
「「せーの、開け!記憶のトビラ!」」
小さな扉からは
モニターが出てきた。
ーーーーーーーーーーーー
「ったく、また試験か。」
「そう言ってはダメだよ、ニノ。」
「梢はのんびり医者の仕事をしててさ、楽よね?」
「何が楽よ。こっちは急患の人が来るから大変。
だったら、ニノのほうが楽でいいな〜」
「楽じゃねぇし。俺は、12星座の鍵を持ってない」
「ぶふふw笑っちゃう」
「文句でもあるか?俺が持ってる鍵はおおいぬ座、こいぬ座の鍵だけだ。あんまり役に立たない鍵だから使ってねぇ。」
「だって、こいぬ座のテオがこの前の試験で勝手に遊んで、隊員の人達顔がにこやかになってたから
笑うもん。」
「俺は、それで迷惑だったよ。おおいぬ座のクロックスはマイペースだから、呼びかけても知らんぷり。で、俺は受かった。こんな試験とっと、やめたい。」
「そう言わないの!この試験受かっただけでもいいほうよ、ただでさえ、この試験は、合格率は20%第1次選考で、合格率は70% 第2次選考で、合格率は40%最終選考で20%そのなかに、ニノが入ってること自体がすごいんだから。」
「はいはい、そうですか。梢ちゃんは、いいよな〜牡牛座の鍵を持ってて。」
「いいでしょー。ミルは優しいよ、患者さんに寄り添ってくれるから。」
「自慢話なんか、どうでもいい。」
俺は、知ってる。
未だに、俺の事を想ってることを。
梢ちゃんから告白された時は戸惑ったが
自分には向いていないし、
梢ちゃん自身は気づいていないだろうけど
気になってる子いるのを知ってるから、断った。
そいつは、訓練生で練習をよくサボるけど
いつもひとりぼっちの梢ちゃんを支えてくれるやつなんだ。
「ニノは、鍵を手に入れるなら何が欲しい?」
「俺は、何も要らない。鍵なんか欲しくない。手に入れるなら、魔力だけでいい。ましてや、鍵は扱い方を間違えれば身を滅ぼすことになるんだぞ。」
「単に聞いただけなのに、そこまで言う?本当は欲しいでしょ?」
「/////」
「当たり。それで何の鍵が欲しいの?」
「強いてを言えば……太陽神アポロンの鍵が欲しいかな」
「太陽神アポロン!?意外w」
「そんなに驚くか?」
「うん、びっくり。だって名を知っても、おかしくない有名な鍵のひとつだから。」
「確かにな、俺、一度だけヒガシ総督がアポロンの鍵を使ってたところを見たんだ。あれは……アストランティア王国の皇太子殿下とお手合せを願いたいという、手紙が来たんだ。噂によれば、皇太子殿下は何よりも鍵の操り師で、使い方も上手当時、皇太子殿下が所持してた鍵は、黒蛇のメデューサ、海の神 ポセイドン、12星座の鍵のひとつ 暴れん坊獅子、レオン又の名はキメラ。猛毒のサソリ 、スコーピオン、てんびん座、重力の計り人 リブラ、軍神アレス。厄介な鍵は 嫉妬の神 ヘラ。」
「ヘラ!?過去の所有者歴で知ってる限りだと、ヘラの鍵を持った人は、女癖が悪くて、余程認めた人にしか、祝福を挙げないって聞くけどまさか……」
「うん……皇太子殿下は女癖が悪い。気づかないのかな〜ずっとそばにいる人が片思いの人が影からこっそり、覗いて春を来るのを待ってるのにその横で女遊びをやってる。これを知ったヘラは皇太子殿下を腕に縄を縛り付け、その片思いの人は小鳥にされてしまったんだ。そのくらいヘラは、嫉妬深い。
どうにか、ゼウスの説得もあって無事におしおきは無くなった。これがお手合せ3日前だよ?」
「じゃぁ、既にアストランティア王国に来てたの?」
「うん。試合はどちらも負けないくらい強い。
ヒガシ総督が持ってる鍵は豪華絢爛な有名な鍵を揃えてたから、それもそのはず、アルテミス、アポロン兄妹が揃った時は凄かった。アポロンの技は豪火灼熱の陽炎、音の奏で。が総督曰くそのふたつの技しか出さないだそうで、俺がこの目で見た時は、アポロンにしか使えない火の馬車が出てきた。」
「それって……太陽の火馬?!伝説のあの、アポロンにしか従わない太陽の火馬!?」
「ああ。本当にかっこよかった。アポロンとアレスはどっこいどっこい。アレスの技は土がいきなり人の形をして実際に兵を成して戦わせる。あれは、何時間あっても語り尽くせないな。そのくらい、いい試合だった」
「結局、どっちが勝った?」
「総督。あの人は、奥の手を使った。皇太子殿下が出した鍵は黒蛇のメデューサと猛毒のサソリ、スコーピオンを同時に出した時は総督は負けそうだったが、アポロンは太陽の火馬に乗って、正午の日照時間が高い時にしか狙えない技を出して、決めてはアテネの、勝利の笛で勝ったんだ。」
「アポロンとアテネ は強い鍵だね。うん?ちょっと待って……てんびん座重力の計り人 リブラと おとめ座のアストレア、ペルセポネは、てんびん座とおとめ座に関して、ふたつの星座はアストレアでは無いかと記述されてる本があったよ?」
「は?そんな本あるのか?」
「うん。これ。」
「同じ人物の可能性がある鍵について?なんだそれ。」
「180ページを開いてみて。」
どいうことだ?
リブラとアストレアは同一人物?
ありえないだろ……
「てんびん座 重力の計り人 リブラとおとめ座の片側、正義のアストレアについて。この2人は同一人物だと見られる。現段階では解明されてない 鍵の通り道があると、とある科学者が語ってた。リブラとアストレアの顔がとても似ているため区別が付きにくい。このため、影武者か鍵の通り道を使って変装をしてるか……なんだこれ。こんなのおかしいよ。ただのデタラメじゃねぇか。鍵の通り道?解明されてないことを簡単に書くなよ。」
「私もそう思ってた。でも、最新の本がこっちに入ってた時に、同じ著者と、とある科学者連盟と合同研究した本が……ある。」
「見せて。」
「560ページ目」
「分厚いなー、読むだけでも吐き気がしそう。ん?」
ニノが目線に止まったものは
使用禁止
暴走の鍵 双子座 ジェミニ
多数の事故発生の事例あり。
この鍵はとても強力的な為。
扱うのは不可能に等しい。
という見出し文だった。
「ニノ?」
「いや……なんでもない。」
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編集後記
実際に何度も星座の図鑑を読んで
覚えているのですが、
本当におとめ座とてんびん座は
同一人物だったのか?
ということが書かれてる本が非常に多く
ある図鑑ではおとめ座はペルセポネ てんびん座は
アストレアでは無いか?と書かれてあったり、
おとめ座とてんびん座はアストレアでは無いか?
色々と書いてあるので、
必ず*諸説ありと記されてる本があります。
これを参考にしてこのお話を書きました。
次回は
リブラとアストレアと危険な鍵と怪しい科学者
怪しい科学者って誰??!
お楽しみに。